第39話 令嬢様、絶体絶命!(4)(改修版)
「いや~ん」
「痛い」
「痛いわ」
「助けて……」
「助けて……」
「私に酷いことをしないで……」
「しないでくださいませ……」
「おねがいします……」
「おねがいします……」
「もう堪忍してくださいませ……」
私は《《あの時》》! 悲痛な顔で、まあ、はしたなくもダンゴ虫のように丸まりつつ、自分の両腕で身体を守りながら悲痛な顔と声でヤンキーの兄ちゃんさま達へと許しを乞う……。
そう《《あの時》》の私は超悪人のヤンキーの兄ちゃんさま達へと許しを乞う嘆願や命乞いまで始めだしたのでした。
しかし私が助けた乙女達は、私の悲惨な様子を見ても、ヤンキーの兄ちゃんさま達が凶悪で恐ろしいから、彼女達は腰が抜けてしまい。
《《あの場》》から慌てて離れようともしないで震え、怯え、乙女達は泣いているだけ。
だから超悪人なヤンキーの兄ちゃんさま達三人は仲良く顔が腫れ、鼻血も垂れているけれど、乙女達……。
そう自分達が狩で狩った獲物が逃げてはいないのでニヤリ! とまた薄気味悪く、気持ち悪く、変顔で微笑むと。
その後は自分達が蹴り、踏みしている私の大変に手入れの行き届いた長い髪をヤンキーの兄ちゃんさま達の一人がギュッ! と鷲掴みして、『ズルズル』と私の身体ごと引き釣り始めました。




