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第21講 病魔退散! インド神話最強の女神軍団、サプタマートリカーについて

1 今度もまずはお礼から


 この「ファンタジー作家のためのネタ帳」は2017年3月に連載をスタートし、同年7月にいちど完結しました。

 その後、翌2018年8月に2講だけ追加し、再び完結設定に戻しました。

 以降は、基本的に完結済み扱いにしつつ、作者が面白そうなネタを見つけるたび不定期で更新するというスタンスをとっております。


 さて、「ファンタジー作家のためのネタ帳」は元々、当方が1本目の小説を書くにあたり集めた資料を、作中に登場させたものもそうでないものも含めて、一般の創作の用に供していただくべく、公開したことに端を発しています。

 Web小説、TRPGのシナリオ、スマホゲームと、日々無数の物語作品が生み出され消費されていく中、エクスカリバーやバハムートといった有名どころは、くり返しくり返し重要なキャラやアイテムとしてオファーを受け、着実にキャリアを重ねていく一方、知名度の低いものはいつまで経っても日の目を見ない。そんな現状を憂いたのです。


 無名でも優れたモンスターなどにも活躍の機会を!

 そんな当方の願いが届いたのか、SSS(注1)や「ネタ帳」に登場するまで検索エンジンでヒットさえしなかったようなマイナーキャラ、マイナーアイテムが、「小説家になろう」内の作品にとどまらず、国内有数の古典的名作を含む複数のスマホゲームで活躍するようになり、それにつれてブログや各種Wikiで言及されれる例も増え、検索エンジンでのヒット数は数年前とは比較にならないくらい上昇しています。


 結局SSSは産みの苦しみこそ味わったものの、これ自体はお世辞にも注目されたとは言い難いのですが、致しかたありません。


 近代装備を整えた数百万もの将兵を、赤子の手をひねるがごとく壊滅させたロシアの災厄。

 これを擬人化した最悪の精霊。


 長年その名が不明だった、北欧神話で世界を燃やし尽くした炎。

 一説には、それが剣の形をとったもの。


 それらが活躍の場を得、誰かしらの目を楽しませているのを見るだけでも、気分はよいものです。

 SSSもその嚆矢(こうし)を放ったという意味で、別の何かを称える記念碑程度の意義は有するのでしょう。


「ネタ帳」をご利用くださっている皆様、どうもありがとうございます。



2 不思議な因果で作者の元に到達した「追加情報」


 今回の第21講で紹介する「ネタ」の約半分は、当方が以前から知っていた内容です。

 個人的にはそれだけでも十分に魅力を感じていたのですが、小説などの物語作品に活かすにはちょっとインパクトに欠けるかと思い、長いこと発表を躊躇(ちゅうちょ)してきました。


 さて、当方がこのページをアップロードしたのは2020年5月です。

 執筆している本人にとっては現在直面している問題に相違ないのですが、記事自体はそれから何年か先にも読まれるだろうという前提で申しますと、この時期はSARS-CoV-2(いわゆる新型コロナウイルス)が世界中で猛威を振るっていたころです。

 執筆時点で、欧米では1つの国だけで数万人に上る死者が発生するところもあり、世界全体では30万に届かんとしているところです。

 日本は欧米と比べると、ウイルスによる直接的な打撃はかなり控えめですが、雇用や経済へのダメージは同様に深刻です。


 この第21回を投稿することを当方が決めたのは、その数日前に新たに得られた情報がきっかけです。

 しかしその情報は、SARS-CoV-2の流行がなければ、当方まで届くことが決してなかったもの。

 まさしく皮肉以外の何物でもありませんが、この記事が生まれた遠因がSARS-CoV-2なのです。



3 ウイルス流行のさなか、日本各地の寺院で行われている謎の「儀式」


 SARS-CoV-2は、本当にたちの悪いウイルスです。

 マスク、消毒、換気など、可能なあらゆる対策を施しても、他人と同じ空間を共有することがある限り、感染するリスクをゼロにできません。

 そして、当方やこの文章に目を通してくださるような年代のかたがたには実感がないかも知れませんが、年齢によっては感染したら即、死を覚悟しなければならないくらいの毒性を持ちます。


 こんな無慈悲なウイルスを前にした人が、神や仏の力を借りてでも難を逃れようと思う気持ちは、たとえ特定の信仰を持たぬ者でも、理解できるかと思います。


 先日、「京都の人はこの期に及んで祇園(ぎおん)祭りをやりたがっている」と批判的に報じているのを目にしました。

 しかし、八坂神社の祭神はスサノオの命。

 創作のための資料ではあまり言及されませんが、神道では昔から、疫病をもたらす神であり、ねんごろに祀れば反対に病魔を去らせてくれると言われてきました。

 個人的には、どんなに小規模でもいいから、関係者だけで、極限まで人数を絞って、祭祀だけは執りおこなってほしいと思っています。


 人々の願いに応え、仏教界にも、それまで聞いたこともなかったような儀式を催行する寺院が増えてきているようです。


「宗教施設=クラスターの温床」という印象を持たれるかたも多いでしょうから、当を得ない批判が起こらないように申し添えますと、最近は神社も寺院も、オンラインで祈祷を申し込んで、神事や護摩(ごま)は神職・僧侶だけで行い、祈願者には後日お守りなどを郵送するというパターンでしか、祈祷を受け付けないところばかりです。


 上記の儀式の内容とは、次のようなものです。

 家々にやまいを運んでくる7人の神々に対する真言を唱え、そうやって祈祷された護符を竹でできた筒の中に収め、家の玄関から吊るすというもの。

 すると7人の神々は、その家の住人には何もせずに去って行くとされます。

 なお、真言については前回の第20講で詳しく説明してあります。


 元は密教(真言宗や天台宗)で実践されていた行なのですが、現在はむしろ禅宗(曹洞宗と臨済宗)の寺院に多く伝わっているようです。



4 人々を病苦にさいなむ7人の神々の正体とは?


 この儀式で口にする真言は、まず如来や菩薩に帰依する意思を表明し、次いで7人の神々の名前を順に読み上げ、長く我が家にとどまることがないよう、願うような意味です。

 人を害する神々に対し、いたずらに宣戦布告するのではなくて、彼らに仏心を起こし、人間を苦しめることを自ら思いとどまるよう、説得するわけです。

 どんなものでも仏になれる可能性を秘めているから、まずは拝もうというのが、密教の基本的な立場です。


 疫病の神にあえて敵対せず、むしろ大切に祀って反対に守り神となってもらう。これは珍しい現象ではありません。


 上記のスサノオの命もそうですし、アイヌもパヨカカムイという天然(とう)の神に祈りを捧げていました。

 先日も、SARS-CoV-2の流行を鎮めてくれるようにと、アイヌがパヨカカムイを祀る儀式を執行したというニュースがありました。

 トゥスクル(アイヌのシャーマン)をSSSのメインヒロインの1人に抜てきするくらいのアイヌ神話好きである当方としては、彼らの宗教的伝統が今でも生きているさまを目にして、非常に嬉しくなりました。

 インド神話で最高神の一角を占める破壊神シヴァも、元来はルドラという暴風雨と疫病の神だったといいます。


 ですが特に有名なものといえば、何と言ってもパズズでしょう。

 各種ロールプレイングゲームでも30年以上前から引っ張りだこの、本来ならばこの「ネタ帳」で言及されるはずもなかった、最古参の名優です。

 メソポタミアで、熱病を風に乗せて放つとして恐れられた神です。これもまた、恐れも混じっていたとは思いますが、熱烈に崇拝されたといいます。

 なお、映画「エクソシスト」(注2)では、パズズは少女に憑依する悪魔として登場します。


 上述した真言で名前の挙がる神々が、夢多難鬼(むとなんき)阿佉尼鬼(あぎゃにき)尼佉尸鬼(にぎゃしき)阿佉那鬼(あぎゃなき)婆羅尼鬼(ばらにき)阿毘羅鬼(あびらき)波提梨鬼(はだいりき)、の7体。

 全て最後に「鬼」の字がつくように、鬼神です。


 ところでこの真言、名前を「却瘟神呪(きゃくうんじんしゅ)」といいます。

「呪」とありますが、この文字は本来、丑の刻参りのように誰かの身に不幸が降りかかることを祈る行為を指すのではなく、仏教の真言を意味する言葉でした。

 真言はサンスクリット語でマントラといい、これに初めて真言という訳語を与えたのは空海です。彼以前は「呪文」などと呼ばれていました。


 却瘟神呪の功徳を説いた「却瘟黄神呪経(きゃくうんのうじんしゅきょう)」は、サンスクリット語の原文が見つかっておらず、中国で作られたものだという見かたのほうが強いようです。

 日本仏教では真言宗や曹洞宗といった伝統的なものを含め、中国や日本で創作された経典をインドに起源があるものと同様に尊ぶのは、今でも普通のことです。

 禅宗で一般に読まれる「延命十句観音経(えんめいじっくかんのんぎょう)」が、その代表例です。


 却瘟黄神呪経を検索してヒットしたページのうち、作成日付が2020年に入ってからのものがいくつかありました。

 興味深いことにそのうち複数が、原文にある「毒気」という単語に、現代語訳であえて「ウイルス」という言葉を当てていました。


 さて。江戸時代、京都で伝染病が流行したとき、亮沙(りょうたい)という僧侶が上記の護符を信者に配ったところ、大きな効果が認められたそうです。

 その亮沙ですが、彼は却瘟神呪で名前の挙がる7人の神々を、後述する七母天(しちもてん)の別名だとしています。

 亮沙もまた、そのように説く古伝があることを示唆しているのですが、ここ数日当方が調べた範囲では、彼以前にさかのぼることはできませんでした。



5 インド神話におけるサプタマートリカー(七母天)


 前記の通り、当方がこのページを書こうと思ったきっかけは、SARS-CoV-2の流行をきっかけに、却瘟黄神呪経の教える行法を実践する寺院が複数現れ、そのうちの1つが発信した情報がたまたま当方の目に入ったことです。

 それで当方が興味を持って、さらに漁って得た情報が、ここまでの記述の中心をなしています。


 以降が、当方が以前から手にしていた内容。神話に属する部分です。


 七母天はサンスクリット語でサプタマートリカーといいます。

 サプタが7、マートリカーが母を意味します。


 七母天は7尊の女神からなる集団で、チャンディーという女神をサポートして戦う存在とされます。

 なお、彼女らは初めから戦闘的な性格を有していたわけではなく、元来は穏やかな母神というイメージが強かったとされます。


 じゃあチャンディーって誰かといいますと、戦闘女神ドゥルガーの別名です。シヴァの妃であるパールヴァティーの戦うときの姿であり、10本ある手の1つ1つに、ブラフマーやヴィシュヌや前述のシヴァから預かった武器を握ります。

 核兵器のようにしか見えない強力な飛翔体を人間の英雄が撃ち合う、やたらスケールの大きなインド神話において、最強の女神とも目される存在です。

 また、インドで最大の行事といわれるドゥルガー・プージャーは、ドゥルガーが強大なアスラを征服する神話にちなむお祭りです。



6 豪華絢爛(けんらん)、サプタマートリカーの陣容とは


 では、サプタマートリカーの1尊1尊を順に見ていきましょう。


a ブラフマーニー


 ブラーフミーとも。ブラフマーの妃。

 ブラフマーは創造神です。


b マヘーシュヴァーリー


 ルドラーニーまたはラウドリーとも。シヴァの妃。

 ルドラがシヴァの前身であることは前記の通りですが、シヴァにはマヘーシュヴァラという異名もあります。

 SSSでは、ヒロインが「マヘーシュヴァラの武器」という意味の名前を持ったアストラ(注3)を使用する場面がありますが、これを起動するために彼女が唱えた呪文(マントラ)は、元々ルドラに捧げられたものだったりします。


c カウマーリー


 クマーラのパートナー。

 クマーラは、シヴァの息子である軍神スカンダの別名です。スカンダにはカールッティケーヤという名前もあります。

 カウマーリーのみ妃でなくパートナーとされるのは、私見ながらスカンダが女性嫌いで有名なことと関係があるように思います。


d ヴァイシュナーヴィー


 ヴィシュヌの妃。

 ヴィシュヌは宇宙の均衡を維持する役目を担います。元は太陽神だったといいます。


e ヴァーラーヒー


 ヴァラーハの妃。

 ヴァラーハはヴィシュヌの化身の1つです。インド神話において、同じ神の化身が複数同時に存在することは珍しくありません。


f マーヘーンドリー


 インドリーとも。インドラの妃。

 インドラは雷神で、マヘーンドラはその尊称です。

 このように明言する記述は見たことがありませんが、日本でも大ヒットした映画「バーフバリ」(注4)の主人公マヘンドラ・バーフバリも、彼から名前がとられたものと思います。


g チャームンダー


 ヤマの妃。

 ヤマは冥府の神です。


 チャームンダー以外、一見して明らかに、夫となる神から名前がとられています。

 配偶神を強烈に意識しているのは名前だけではなく、サプタマートリカーのメンバーはチャームンダーを除き、配偶神とお揃いの武器を握り、彼らと同じ動物を操ります。

 すなわち、シヴァの妃マヘーシュヴァーリーは三叉戟を手にして水牛にまたがり、ヴィシュヌの妃ヴァイシュナーヴィーは円盤を携えガルダに乗ります。


 さて、ブラフマーの妃は一般にサラスヴァティーです。

 同様に、ヴィシュヌの妃はラクシュミー、シヴァの妃は上記のようにパールヴァティー、インドラの妃はインドラーニー、ヤマの妃はヤミーです。

 実のところ、ブラフマーニーとサラスヴァティーが同一人物であると明言する本を、当方は見たことがありません。他の4尊についてもそうです。

 たぶんそうだろうとは思いますが、断定するには至っていません。


 しかし夫の名前だけ見れば、サプタマートリカーはそうそうたる顔触れです。

 例えていうならば、G7サミットでファースト・レディが一堂に会したようなもの。


 というのもブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァといえば、インド神話において3尊いる最高神です。

 インドラは恐らくその次くらいに名前の挙がる存在で、インド神話のテキストでも特に古い『リグ・ヴェーダ』のまとめられた時代には、事実上最高神も同然の扱いを受けていました。


 また、上記7尊にマハーラクシュミーを加え、8尊で信仰されることがある、という記述も見ましたが、マハーラクシュミーのことはよく分かりません。

 ラクシュミーと関係があるかどうかも不明です。



7 日本公演を前にしてメンバーチェンジ?


 仏教はインド、あるいはインドに隣接し文化的にはインドと非常に近いネパールで発生した宗教で、タイやミャンマーなど東南アジア、中国や日本など東アジアに伝わりました。

 仏教は開祖にあたる釈迦の入滅後、絶えず教義のディテールを変えながら発展していくのですが、その過程でインド神話の神々の多くをとり込みました。


 仏教が中国にもたらされると、その宗教独特の概念や信仰の対象である仏など、多くの語()が中国語に翻訳されました。

 それらは当然ながら漢字で書かれ、中国から仏教を受け継いだ日本には、この漢訳の名前が伝わりました。


 上記の神々の多くも、仏教に迎え入れられ、中国語の名前を新たに得、来日しています。


 サプタマートリカーは上記のように七母天と直訳されました。

 真言は「ナマ・サンマンタ・ボダナン・マウタリ・ベイ・ソワカ」です。

 サンスクリット語原文は、「ナマ・サマンタ・ブッダーナーン・マートリ・ビヤーフ・スヴァーハー」。

 なお、却瘟神呪はこれとは別の呪文です。少し長いため掲載しませんが、検索すればすぐに出てきます。


 ブラフマーは梵天(ぼんてん)、インドラは柴又帝釈天で有名な帝釈天(たいしゃくてん)です。

 クマーラは鳩摩羅天(くまらてん)といいますが、別名のスカンダから訳された韋駄天(いだてん)のほうがよく知られています。

 ヤマといえば、閻魔大王(えんまだいおう)の名でおなじみの焔摩天(えんまてん)です。


 ヴィシュヌにはナーラーヤナという別名があり、こちらが那羅延天(ならえんてん)と漢訳されました。

 SSSでも「ナーラーヤナの武器」という意味の名前を持つアストラをヒロインが使います。


 シヴァは無数にあるといわれる異名のいくつかが別個に漢訳されています。

 例えば、上記のマヘーシュヴァラは大自在天(だいじざいてん)。またマハーカーラは七福神の一員でもある大黒天(だいこくてん)です。

 他にもたくさんあります。


 さらに、あまり知られていませんが、准胝観音(じゅんでいかんのん)はドゥルガーが仏教化されたものだといいます。

「准胝」はチュンディーというサンスクリット語を音訳したもので、このページの初めのほうでドゥルガーの異名として紹介したチャンディーともよく似ています。

 准胝観音は真言宗だと観音菩薩の化身なのですが、天台宗だと准胝仏母(ぶつも)という独立した尊格として扱います。


 さて、インド神話のサプタマートリカーと、仏教と共に来日した七母天では、メンバーが1尊だけ違います。

 すなわち、ヴァラーハの妃ヴァーラーヒーが抜け、代わりにクヴェーラの妃カウヴェーリーが入ります。

 クヴェーラもまた、毘沙門天(びしゃもんてん)として来日し、大黒天ともども七福神に加えられました。



8 七母天と大黒天


 上記のように、サプタマートリカーはチャンディー、すなわちドゥルガーの支援部隊です。

 ところが仏教の七母天は、彼女ではなく夫のシヴァこと大黒天と結びつけられているようです。

 このページを書くためにインターネットで調べ物をしていたら、大黒天の周りに8尊の女神が描かれた仏画の写真が見つかりました。


 さらに、梵字で書かれた大黒天の真言の周囲を、前記の夢多難鬼、阿佉尼鬼などといった鬼神の名前が取り囲んでいるものもあります。


 これなど、却瘟神呪に見られる7人の神々が七母天と同一であるという認識が、けっこう広く受容されていたのではないかと想像させます。

 七母天を介在させなければ、ルドラと夢多難鬼らが共に疫病をもたらすとされたことくらいしか、大黒天と却瘟神呪の神々を結びつける材料が見出せないからです。



  ――脚注――


1 『SSS――ソーサラス・シークレット・サービス』の略。当方の第1作。2017年3月に完結。現在は公開を終了し、リメイク版にあたる『魔法少女3人寄ればかしましいなんてモンじゃない』のみご覧いただけます。


2 フリードキン、ワーナー・ブラザース、1973。


3 インド神話に登場する魔術的な飛翔兵器のこと。詳しくは本連載の第5講をご覧ください。


4 ラージャマウリ、アルカ・メディアワークス、2015。日本では2017年4月公開。

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