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wW-74 Touch the Sky -護る-

なぜか、

同期できなかったのです。


なので、

語りかけることにしました。


そしたら…。

あの。

すみません!


今日の、

主役は誰ですか?


皆さん、

反応して頂いたようで…


…黙られても困るんですけど。


「そう言われてもねぇ…」


「そもそも、順番的に私達ではない」


…だろうな。


視線を

巡らせる。


「……」


大地…。

そうね…。

そういう気分じゃないだろう。

パス。


となると…。


どこへ、

帰ろうとしているのかしらね。


姿くらましたまま

同期できないのよ


どうにかしてよ。


いや…黙り込むなって。


あ。

視線を見上げた。


おい、

逃げんな。


キミしかいないんだよ。


「自分は、まだ出番じゃないし」


英語で、

語ってたくせに?


「……」


いま。

揺らいだだろ。


その調子だ。


見せてくれ。

そっちを。

未来を。


A feather I got hold of through an acquaintance.

I’m thinking of studying this.


…それは、

どういう経緯で…。


I can’t say right now.


そうか。

……。


お前まで、

黙られると困るんだが。


…。

AIでもいいんだぞ。


喋りたい人

手〜上げて!


【あいつバカなのか?】


バカで結構。

釣られて喋った、

お前も十分馬鹿だと思うが。


【…腹立つ。】


【先輩、先輩。】


【お前は引っ込んでろ。】


【そんな言い方しなくても!!】


【…誰かさんのせいで、うるさくなったじゃないか。】


「喧嘩すんな」


【ほらあ!最悪だ。】


「最悪って何でよ」


真彩、

お前どこにいるの。


「…私に言われても困る」


真彩は、

ちらっと、

ラファルサを見た。


いや…。

絶対、

喋らないだろうな。


Hero.


お前が、

喋るんかい。


After all, he’s the one I’ve always looked up to…


……。

そう…なのか。

悪かった。


Please come back.

Is it all right for me to cry?


Rafalsa.


「なぜ、俺を知っている」


It’s not a question of whether we know each other or not—we’re family, aren’t we?


It gave me the strength to carry on living.


To my younger self…

The future.

How to protect it.

The meaning of connection.


Please tell me.


「……」


So, as I lie here asleep…

Unable to face reality, I’m escaping into a dream.

I wish someone would wake me up.


Rafalsa.


---

---


「直樹」


優しく、

肩を揺らす。


瞼から、

涙が落ちる。


それを、

そっと、

指で拭う。


「もう、終わった」


直樹は、

怯えるように、

体を丸めた。


息を、

殺すように、

泣いている。




---

---


おーい!

お前ら黙るな。

そこで、沈んでたら。

先に進まないだろうが。

続きよろしく。


---

---




「直樹」

「…帰ろう」


直樹は、

静かに、

ラファルサを見上げる。


手を、

差し伸べた。


「一緒に帰ろう」


幼き瞳は、

英雄の姿を映した。


「ラファにぃ…」


大きな体に

小さな体が


飛び付くように

抱きついた。


そっと、

髪を撫でる。


ラファルサの表情は、

父性の様な、

温かな笑みだった。


「おかえり、直樹」


視線が重なる。


ふわっと、

小さな笑窪。


「ただいま…」


服を、

引っ張る。


「ラファにぃも。おかえりなさい」


軽く、

息を呑んだ。


微笑む。


「ああ。ただいま」


彼は、

未来(とわ)を抱き寄せた。


-

Credits

-


Touch the Sky -護る-


1.

静かな朝に 風が揺れた

Back to the days that were never meant to change


見えない扉 開いた瞬間

The world changed color without a sound


誰かを信じ

誰かに支えられ

小さな手は 

Still doesn't know

護られている理由を

Why it has been protected



涙は

They're not a sign of weakness


痛みは

It's not the end


触れた 温もりが

Begins to move the heart


君の笑顔を 護りたい

Even in a world on the verge of falling apart


この手は 離さない

何度 傷ついても

The feelings we've shared Will carry us into tomorrow


護られた命が

Until the day I protect someone



2.

空を見上げれば

Fragments burning crimson


それでも Hope is

Never fading away


白い羽根が

風へ溶けるように

A quiet wish 明日へ

Drifts down softly



To touch is 壊すためじゃない

Never meant to destroy


この手は

Meant to hold you close


心は

Meant to connect


命は

Meant to be entrusted



君が笑えば

世界は少し優しくなる


涙も痛みも

Will never be in vain


The wish we've inherited Will soar beyond time


この平和を

Let's protect it together


明日へ

彼らは、

終わりを告げました。


偶然、

その日、イメージソングを作っていたんです。


それが、

エンドロールの『Touch the Sky -護る-』です。


Season2 完


明日から、Season3。

【『主婦転』幼き先の“未来”-とわ- 〜護られた子どもは、やがて誰かを護る〜】をよろしくお願いします。

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