差し話 バカ三人組
俺には、バカな友人が二人いる。
幼馴染として数えるなら、もう一人、女性だが居た。
なんというか、一緒に居ても飽きない二人と、女性だからと距離を置いた取り留めのない話だ。
「俺さ、いいこと思いついた。
文化祭で決行しようと思うのだー」
「なになに? 座間何考えたの? 僕も一枚かませてよ」
バカ二人が動き始めた。
文化祭? 暑くなってきて、体育祭と文化祭の時期を変えたんだったか?
秋の初めに、あいつらは何をたくらんでいる。
「狂風をふかせて、女子たちの下着の見る。
これが男のロマンだ」
「死ね」
「へえ、理論上は問題ない、僕たちは風を吹く装置を作るだけだ」
「疾く死ね」
こいつらはマジで死んだほうがいいんじゃないだろうか?
今すぐこの場を離れなければ。破壊神《相沢》さんに気付かれたら、俺事命を失うだろう。
「だから、扇風機の強化を金川に頼みたい」
「誰がするかバカ」
一蹴したつもりだが、二人は俺の肩に手をかけた。
目は、血走っている。
「なに、いいだろ? 面白そうだし」
「まぁまぁ、ガワだけでいいんだ。
ソフトは僕が作るから」
「は? そもそも、作るなと言って!!」
「できないってんなら、いいぜ?
お前の技術ってその程度なんだ? はー失望しちゃうねえ」
「できないとは、言ってないだろう!!」
俺は、その選択を死ぬほど後悔することになる。




