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キマグレ22!



「好きだよ、シャノン。」


 聞こえないとわかっていて呟くけど、けっこう虚しいよねぇ・・・

好きなコに好きだって気づかれないヤローほど悲しいヤツってないと思うんだよね、僕。

・・・・まぁ、その可哀想なヤローが僕なんだけどね。

あーあ、損だよねホント。


「性格のせいじゃない?」


(・・・・。)

「っはー・・・・」

「な、なにそのいかにも会いたくなかったっていう反応・・・」


 うっわー・・・嫌なヤツがきた。

突然何の前触れもなく現れた銀髪キツネ目の見掛だけは青年くらいのヤツを睨み付ける。

どうしていんの? むしろなんで生きてんの? 早く消えてほしいんだけど。


「うぅ・・・心の声と冷たい視線が痛い・・・」


「仕方ないよ、兄さんアンタのこと大嫌いだからね。」


「リシェラ・・・なんでコイツ僕の部屋にいれたの?」


「元魔王を力ずくで帰らせろと? 無理だよ、僕じゃさ。」


 まぁ、そうだよねぇ・・・いくら純血でも、魔王との違いは歴然だし。

ていうかウザ。ニコニコニコニコ・・・ナニその目開かないの? キツネ目やめろよ。


「お父さん嬉しいな♪やっと二人にも想う相手ができて・・・可愛らしい異界のお嬢さんだったね。」


 お父さんとか・・・ウッゼー。

その心底安心したとかいう表情イラつく、マジで。うん、すごく殺したい。

袖の無駄に長い、隠れた手で口元を隠してクスクス笑うセイン(クソオヤジ)。

「セイン様、何のご用件で戻られたのです? そろそろ兄さんの魔力にあてられて倒れます。僕が。」



「ん?あー、ゴメンネ。ちょっとした忠告だよ、キミたちにね。」







まさかの父親登場。

リオは父親のことになるとすさみます。

もうそろそろ物語を進展させたい・・・あと、拍手をようやく設置できました!


拍手お礼文、月ごとに変えます。

今月はハロウィンネタ!


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