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11話-4
翌日、学校
各自、各々が友人の無事を喜んでいた
「アルセ君達も無事だったんだね
よかった…」
『ああ…ルイも無事みたいだな
…ちゃんと、シアンちゃんを守ってあげたか?』
「も、もちろん!
…そういうアルセ君はどうなんだい?」
『む………』
どう反論していいかわからなかった
確かにアリス達を守ったと言えばそうだ
けど、俺はアリスが倒れた事に気付けなかった…
「…虚無君」
『ん?
九条じゃないか、無事だったんだな、君も』
「はい…有青君も無事でよかったです」
有栖はその時、微笑んだ
(……ドキッとした
…こんな顔するんだな
…て言うか)
『……今、初めて名前で呼んだんじゃないか?』
「え……そ、そうですか?!」
『多分』
-愛璃雛視点-
『ウェンリィ!』
「アリス…ちゃんと生きてたのね」
『…何よその反応…』
「…まぁまぁ…どうしたの?
その眼帯…」
『え?…ちょっと色々あって…』
「…ふぅん…アルセ君も無事だったみたいね」
ウェンリィは有青のほうを向いた
『え?あ、うん』
「…あの二人…仲良くなってない?」
『え…?』
有青は有栖と親しげに話していた




