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姉妹坂  作者: THMISmama
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姉妹坂 vol.022 音楽室に入ってきた教師。

前の席の生徒が座って、

「じゃ、次、定岡君、お願い。」

栞奈。


現代国語の授業である。


そして憲央が立ち上がり読み始める。

「その日私はいつになくその店で買物をした。というのはその店には珍しい檸檬が出ていたのだ。檸檬などごくありふれている。……。」


梶井基次郎(かじいもとじろう)著書、「檸檬(れもん)


可南子、憲央が朗読している声を聞きながら、

「ふ~~ん。良い声…、してる~。」


そして数人の生徒が読み終えて栞奈、

「ありがとう。始めに話したんだけど…、この檸檬と言う作品は、短編小説でもあるんだけど、ある意味、詩的な要素を持っていると言う事で、梶井基次郎の代表的な作品でもあります。そして……。」


園加、可南子の肩をシャープペンでコンコンと…。

「どうよ、矢島~~。定岡~~。」


栞奈は黒板にチョークで…。


可南子、そんな園加に、

「へっ…???」

そして後ろを向いて、

「シッ。シッ。」

人差し指を口に。


園加、舌をペロリ。





「うそっ。凄い、ここにも綺麗な先生~~。」

可羊子。音楽室に入ってきた教師。


「この先生も~。ここの美人教師四天王…だよ~~ん。」

鈴鹿。


「ひゃ~~。モデルみたい~~。」


教室に入るや生徒たちに左手を上げてひらひらと。

そしてそのままピアノ椅子に座り、弾き始める。


その瞬間、可羊子、

「うそっ???…これって…???」


「うんうん。良いんだなぁ~これが~。」

レミ。


「これって…。確か…。ジブリ…???」


佐智子。

「うんうん。魔女の宅急便。」


鈴鹿。

「何てったっけ…???」


「晴れた日に…だぁ~~。On a Clear Day~~。凄~い。音楽の授業で、こういうのやるんだ~~。」

可羊子。


「おぅ、可羊子、発音いいね~~。かかか。」

佐智子。


寿美一華(すみいちか)先生。綺麗でしょ。音楽の時間は、クラッシックばっかじゃなくって、結構切替えてる。確かにクラッシックもあるけどさ…。中にはジャズだって弾くよ、一華先生。最初っから、これだから、飽きないよ~~。音楽の授業。」

鈴鹿。


可羊子、小さな声で、

「すげぇ~~。お姉ぇみたい。」



そして楽曲が終わった瞬間、今度はいきなり別の曲。

一気に男子生徒たち、

「お~~~。」


「へぇ~~。先生…これ…、知ってるんだ~~。や~る~~。かかか。」

後ろの方から聞こえてきた男子生徒の声。

可羊子の隣の佐智子の斜め後ろの席、航である。


「ははは。おまえ、航~。隣でギター弾いてみなよ。似合うぜ~~。」

航の隣の席の敦司。


「ばか言うなよ。先生に敵う訳ねぇだろ。負けるよ。ははは。」


レミ、

「あ~~これ、知ってる~。ONE OK ROCKじゃなかったっけ…。」


「おぅ、おまえも知ってんのか~、小波渡~。」

敦司。


「Wherever You Are…。好きだな~俺…。」

航。







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