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ブサメン転生  作者: ユタユタ
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お風呂

お風呂



「すまん!金をくれ!」

と萩原君は言い、目の前で手と手を合わせた。

久し振りに見た萩原君は少し痩せた様で、頬が少し痩けて見える。

俺は顔のスカーフを取って、「良いよ。金貨20枚ぐらいでいい?」と言った。

これはアニエスが俺が王宮から出るときに持たせてくれた金額だ。

「え?!良いのか?」

「もちろん」

そう言って金貨を萩原君に渡した。

「マリちゃんは元気にしてるか?」

「え?何で知ってんの?」

「マリちゃん言ったなかった?マリちゃんは俺の後を着けて義明の所まで来たんだぜ」

「いや、それは知ってたけど、萩原君には気付かれて無いかと思ってた」

「まぁな、そう思われるように行動してたしな」萩原君は頭をポリポリと掻いた。「俺のスキルはマリちゃんから聞いたか?」

「あぁ『生粋のストーカー』だろ?マリちゃん爆笑してたよ?多分自分がストーカーされてたなんて思ってもいないんだろうな」

「マジかよ、、、。何だか逆に凹むな」

「あはは、だよね!全くマリちゃんってさ」

「全くだよ。なんか抜けてんだよな。

まぁいいや、兎に角、俺のスキルは気配の隠蔽と気配の関知に長けてんの。だからマリちゃんが俺の後を着けてんのも知って、俺は此処に来た訳」

「じゃあ、マリちゃんを案内してくれたって事?」

「そうなるね、感謝しろよ?」

金貨を新しく五枚出して渡すと、萩原君は有り難そうに受け取って閉まった。

「まぁ、そんな訳で、マリちゃんを案内したんだけどさ、それをグチグチと王宮の奴等が言ってくるんだよ。お前は『田中マリがどこにいるか知ってんじゃないか?』ってさ、まぁ知ってんだけどさ。それで、知らぬ存ぜぬって言ってたんだけど、とうとう魔法で聞くとか言い出してさ、それで、逃げ出してきたんだよ」

「何だか悪かったね」

俺はさらに金貨を渡した。

「いやいや、いいんだよ。それより、イーサンってゲス男がマリちゃんを探してる気を付けてくれよ?」

「分かった」

「じゃあ行くわ」

「良いのか?泊まってけば良いじゃん」

「いや、変態ロリ野郎の泊まってる宿なんて御免だ」

「ちょっ!ちょっ!ちょっ!」俺は慌てた!「違う!違うから!」

「アッハッハ!分かってる!どうせ頼られて断れなかったんだろ?」

「そう!そうなんだよ!」

「お前らしいよ、良かった、久し振りに笑った」

萩原君は大きく息を吐いて、少し落ち着いたような顔になった。

次いでに萩原君の状態をチェックする。

大丈夫だ、マリちゃんのように精神魔法は受けて居ないようだ。

「今も俺達監視されてるの分かるか?」

「え?マジ?」回りに意識を向ける。「ダメだ分からん」

スキル『気配関知』があるんだけどな、、、。

「かなり遠くからだからな。でも、遠くからだから何を喋っているかは分からんと思うけど」

「へぇ~」

「まぁ、そんな訳だから、兎に角俺は消えるよ。戦闘能力は0だからな。捕まったらお仕舞いだ」

「何処へ行くの?」

「ん?適当な女でも見つけて、ストーカーでもしてるよ」萩原君は当然!って顔をしている。「じゃあな」

萩原君がそう言うと、目の前に居るのに良く見えなくなった。

ピントが上手く合わない感じだ。

「まって!また来てくれよ?!」

「あぁ、金が無くなったらまた来るよ!」

萩原君はそう言って町に消えていった。





自分の部屋に戻ると、皆お風呂から上がった所の様でくつろいでいる。

「申し訳ありません、義明様。先に食事とお風呂を頂きました」

イリスさんが言った。

「良いよ。じゃあ俺もお風呂に入ろうかな?」

何時も、幼女チームはオレと一緒に風呂に入りたがって困っていたが、今日はもう入ってしまったようだから、一人でゆっくりと入る事が出来そうだ。

「どうぞ~、気持ち良かったよ~」

とアニエスも言っている。

俺は脱衣場に入った。

俺の新しい下着とパジャマはイリスさんが用意してくれたのだろう。畳まれて置いてある。

俺は服を脱いだ。鏡を見ると今だに見慣れない顔つき、体つきの男が居る。その男は整った顔と、絞まった体をしている。

髪の毛もサラサラで量が多い、シットリでベタベタじゃあ無い。

何だか慣れないな。

そう思いつつ手拭いを手に取ると風呂場へと入った。

体を簡単に洗う。

前は体のあちこちにぶつぶつが有ったりして丁寧に洗っていたが今の体はツルツルのモチモチで水で流すだけでも十分!

そんな気がする。

足からゆっくりと湯船に浸かった。

「アァァァー」

思わず声が出る。疲れていたようだ。

とは言っても、オーガのドロップアイテムをシャロンが一緒に回収してくれたのでそれほどでもないか。

魔物を殺すのはまだ良いんだけど、ドロップアイテムを回収するのがめんどくさい。ずっと前屈みになるから腰が痛くなるのだ。

その時、脱衣場の扉が開く音がした。

誰だろ?

「どうした?」

ゴソゴソと音がするが返事が無い。

「おーい」

声を掛けるが返事は無い。

どうやら人の様だ。

アニエスとマロンかな?小さなシルエットがある。

どうやらアニエスとマロンはゴソゴソと何かしながらボソボソと話し合っている様だ。

何だろ?お風呂にはもう済ませていた様だけど、、、。

その時、

『バーン』

と扉が開いた!

そこには裸のアニエスとマロンが居た!

「フッフッフ!油断したな!」

「甘いですのぉ~!」

「2度お風呂に入ってはいけない理由は無いわ!」

そう言って湯船にドボン!と入って来た!

「ちょっ!当たってる!」

そんなに広い湯船じゃあ無い!

腕とか、足とかがどうしても当たってしまうのだが!

「良いじゃん、幼女には反応しないんでしょ?」

「しないけどさ!」

「じゃあぁ、何がダメなのぉ?」

マロンがすり寄ってくる!

「罪悪感?」

マロンは胸が膨らみかけていて、、、!

「あー!!義明君!」

脱衣場に子供の姿のマリちゃんとシャロンが立っている。

「なにをやってるの!」マリちゃんが怒っている!「なにをやってるの!」

「いや!これには深い事情が!」いや、深くないか。

「お前はー!責任を取る気が無いのかー!!」

なんのー!

マリちゃんも服を脱ぎ出した!

「私もご一緒します!」

とシャロンまで、、、!

二人も『ドボン!』と湯船に入って来た!

体のどこかしら誰かに当たっちゃうという状況に!

出来るだけ体を縮めるが、、、。

「まったく!義明君は!酷いよ!責任取ってよね!」

とマリちゃんが顔を真っ赤にさせて怒っている。お風呂はそんなに熱くないのだが、、。

「ご、ごめん!でも。何の?」

責任と言われても今一心当たりが無いのだ。

「な!な!何のだと!お前はー!女の子のデリケートゾーンを触っておいて!お前はそれでも男か!!」

そう言ってマリちゃんは立ち上がった!

「ちょっ、」色々見えてる!手で目を隠す!

「私の!私の胸に触ったくせにー!」

「えぇ!俺、いつ!いつ触ったの!」

覚えてない!不覚!折角触ったというのに!

「そんなの!私が犬に変身していた時にきまってるでしょ!!」

犬?

「え?犬だったとき?」

「そうよ!忘れたの!」

そういえば、犬に変身してたマリちゃんのお腹を触ったような、、、そうか。

あそこは胸だったのか?

まぁ、確かに犬って乳首いっぱいあるよね。

「あぁ、そう言われてみれば、、、。そうなるのかな?」

「そうなるかな?じゃないだろ!ひ、ひ、人のデリケートゾーンを触っておいて!」

「ご、ごめん!」

「えぇ~。義明君、マリちゃんのおっぱい触ったのぉ~。私はまだ触られてない~」

そう言ってマロンが俺の首に抱きついて来た!

「ちょっ、ちょっと待って!」

「ちょっと!私だって!」

アニエスもそう言って右腕に抱きついて来た!

「ちょっ、」

「私も触ってもらってないです!」

シャロンまで左腕に抱きついて来た!

「ちょっとまって~!!」

「何してんの!」

怒ったマリちゃんが三人を引き剥がしに掛かるが、その度に俺に抱き付く力が強くなって!女の子の肌の感触が!

「ちょっ!ちょっ!ダメ!ダメ!!これ以上動いちゃあダメ!ダメェ~!!!」

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