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どうする?
どうする?
アニエス様はまだグズグズしてる。
状況を説明出来る状態では無いのでイリスさんに説明してもらった。
「そうなんですよ、ちょっと王宮にも戻りにくいと言いますか」
「そりゃ、そうだね」
アニエス様はここに来る時王様に、『義明様と婚姻の約束を取り付けて参りますわ!!』と大見得を切ってきたらしい。
「でも、だからといってこのままというのも」
シャロンが申し訳なさそうに言った。
「正直、アニエス様には王宮に戻って頂いて、王様に事の経緯を説明してしていただくのが一番かと」
『ビェーーン』
シャロンの提案にアニエス様が再び泣き始めてしまった。気位の高い彼女には王宮に戻って経過を報告するというのは、かなりハードルが高いだろう。
何となくだが、アニエス様の性格が掴めてきていた。
すっかり幼くなってしまったアニエス様の頭を撫でる。
「イリスさん?」
メイドさんに声をかける。
「今日はとりあえずこの宿に泊まるといい。明日アニエス様が落ち着いたらゆっくりまた話そう」
俺の提案にイリスさんは頷いた。




