第67話 歌は大切な金策
前回のあらすじ
祭りのアイデアが色々と駄目だった
「いい感じのアイデア…」
あのあとも愛香と翔は色々なアイデアを出したが、どれもこれもお蔵入りとなった
やはりいいものなんて分からない、どうすれば分かるんだよ…
「おい、進んでるか?」
石山さんが扉を開けて入ってきた
「いや、無理ですって」
正確にはアイデアは出たがお蔵入りになったのだが
まあ無理だったからいいんだけど
「そういや魔族退治の任務だ」
それから石山さんはいつものように任務内容を伝えた
「そうだ祭りのことなら俺が勝手に考えておくから」
まあ確かに大人のほうがこういうのは思いつきやすい…のか?
まあ任せるしかないか、ギャンブル系にならないことを祈っておこう
任務はいつものような任務で、特に言うこともなかった
そして、警察署に戻ってきた
「帰ってきたか、早速だがこれを読んでくれ」
石山さんは何かの資料を3人に配った
「ここにやることはまとめておいた」
石山さんはアイデアが思いついたのか、まともなものだよな?
というか、今回は石山さんかなり働いているな、いつもと違って
この短時間で資料作る能力、いつも生かしてくれたらいいのに…
資料を読み始めた
読み始めてすぐ、1ページ目から書いてあることを二度見した
やること
アイドルとして歌を歌う
「なぜ?」
いや何で警察がアイドルなんだよ…
どう見てもおかしいだろ
「いやアイドルってかなり稼いでそうなイメージあるし…」
まあ確かにそんな感じはする、でもそれは何年もやっているアイドルであって今すぐ稼げるわけじゃないだろ…
「それにお前らのアイドル姿みたいし」
おい、本音出てやがる
こいつ本当に財政難のこと悩んでいるのか?
「アイドル…楽しそうですね」
「面白そうだな、やろう」
何故か愛香も翔も何だかやる気になってるし…
「いや、俺アイドルやりたくないんですけど…」
「あ、拒否権はないぞ、すでにチラシそれで印刷するよう頼んだから」
いや何でこういうときだけ仕事できるの?
その仕事能力ほんとにいつも使ってくれない
石山さんのせいで、これを断ることができなくなった
仕方ない…やりたくないが愛香も翔も何故かやる気だし…
誰か他人に俺がやっているとバレないだけましだ
「わかった、やる」
資料の残りにはいろいろなことがまとめられていた
簡潔にすると
警察署のホールで行う
歌う曲は完全に作詞作曲も自分達が行った完全にオリジナルな曲
抽選で選ばれた(抽選は希望制)観客と俺らが歌で戦う
などと言うことだ
ちなみに完全にオリジナルな曲の理由は、「著作権への配慮」だそうだ
かと言って、俺らに作れるわけないのだが
これ…大丈夫か?
用語紹介
仮眠室
警察署内にある仮眠室
疲れた人達が休むために使っている
ちなみにTV・パソコン・DVDプレイヤー完備




