第53話 外町通りの外にて
前回のあらすじ
愛香が外町通りで人が連れ去られるのを目撃した
新がバスに乗って外町通りに向かう頃、外町通りの愛香は魔族を追いかけていた
私が、ここで逃したら、この町が‥
彼女は魔族がどこに人々を連れ去っているのか、それを調べるために追いかけた
追跡し始めて少したった、近くの森に入ったところで魔族の動きは止まった
魔族は人々を穴の中に置いていた、魔族が離れたときに穴の中を見ると、穴の中にはたくさんのコスプレした人々がいた
かろうじて生きていた、だがこのままでは皆衰弱死してしまう
「もう少し待ってください、必ず助けます」
すぐにでも助けたかったが、仕方なくバス停に戻った
バス停に戻り少し待つ、バス停にバスが来た
降りる人の中から自分の姿を見つけた
「神代先輩!」
泣きながら神代先輩に抱きついた、傍から見たら中学校3年生男子が小学5年生の少女に抱きつく光景だった
そんなことには気づいていなかったが、新に止めてもらうよう言われ抱きつくのをやめた
「愛香がこんな感じになるのは珍しいな」
「すみません、私一人では何もできなかった、彼らを救えないから‥」
涙ながらに愛香は答えた、人の命がかかっているとはいえ、ここまで涙を流したことはない愛香が
新は愛香に連れられて、穴にまで来た
「これは、ひどいな‥」
穴の中から今すぐに助けないと、このままじゃ死んでしまう
穴の中から何とか出そうとした、愛香の短剣の瞬間移動、これでなんとかなるだろう
そう思い、出そうとした
そのとき、後ろから禍々しさを感じた
後ろに見えたもの、それは魔族だった
「こいつ、ここに人々を連れ去っていた魔族‥」
魔族にバレずに助けたかった、無駄な戦闘は避けたかった
しかし、戦闘を避けることはできない、戦わないといけない運命のようだ
一方そのころ、旅館の前では‥
「あそこから感じるな、止めないと‥」
そこにいたのは凪、凪は泊まるところを予約しておらず、町をぶらぶらしていた
そのときに外町通りを見た、そのときに何かを感じ取った
凪は繁に電話する
繁は浅く眠っていたが、電話の音に目が覚めた
電話の相手が凪だと見て電話に出る
「どうかしたお兄ちゃん? もしかして告白する方法が分かった?」
繁は嬉しそうだ、しかし凪の言ったことで嬉しさを無くした
「外町通りの方で、魔族が暴れているみたいだ」
「‥分かった、行こう」
その繁の目には怒りがこもっていた
「すまんな、俺が一人で行ければ‥」
「お兄ちゃんは悪くない! お兄ちゃんは戦闘より日常だし‥」
そのような電話をしたあと、二人はバス停に向かい、その道中で出会った
バス停で次のバスが来るのを待ち始めた
キャラ紹介
大木 翔
使用武器は盾 その力は空気球
新によって助けてもらったため、新を師匠と尊敬している
デリカシーがないので、よく愛香に怒られている
ちなみに入るとき給料が低くても良いと言ったため、二人より給料が低い




