プロローグ編077/9月22日/【シェアカノン】、【パフォリス・デビュー】そして【クアンフィオナ】とは・・・
5人の主人公の最後の1人、【花畑 殊深】が【パフォリス・デビュー】した翌日、9月22日を誕生日とする1人の少女が【パフォリス・デビュー】をする日となった。
その少女は、7月23日(【獅子座】)にデビューした超天才【エセル・イーズデイル】よりも【才能】がある。
【エセル】や【宗経/ムネツネ】と同様に、【クアンスティータの力の欠片】と言う【ギフト】を受け取った2413名である事はもちろん、それで得た【表現】した物事を【具現化】出来る力を駆使して、【最強のクアンシリーズ】のコスプレをさせた【キャラクター】を7キャラ作り、
それぞれ、
上から4番目の【上公式】1キャラ、
上から5番目の【(中)公式】2キャラ、
上から6番目の【下公式】4キャラ、
に認定されたのだ。
【上公式】は【最強のクアンシリーズ】の間接的な加護が、
【(中)公式】と【下公式】は、【最強のクアンシリーズ】とは直接関係ない応援している何かからの加護が付いているとされている。
つまり、【上公式】が1つあるので彼女は、【クアンスティータ】と【最強のクアンシリーズ側】の2つの加護を持っていると言う事になるのだ。
だが、現時点での彼女は一般的には全くの無名。
大々的に報道された【エセル】と異なり、全く目立たない【デビュー】となっていた。
【パフォリス】としての事務的な手続きを終えた【シェアカノン】は、
「さて、私も今日から、【パフォリス】ね。
準備は今日までに間に合わなかったな・・・
もう、ちょっと掛かりそうだな・・・
後、4、5日ってところか・・・」
とつぶやいた。
一般的には誰にも注目されない寂しいデビューとなったが、それから4、5日後、次々に度肝を抜く【大旋風】を巻き起こす未来が待っている。
それはまた少し先の話。
彼女の話は今は以上となる。
時間も少し余ったので、別の話をしよう。
この【世界】の【ラスボス】、【クアンフィオナ】についてだ。
彼女はまだ誕生していない。
だが、父親である【宗経/ムネツネ】とは既にコミュニケーションの様なものを取っている。
では母親は?
母親は一体誰の事なのか?
主人公5名は全員、【クアンフィオナ】からのサポートがあった。
彼女達の中に母親が居ると言う意味なのか?
それは、現時点では【可能性】があると言う事である。
最終的には【芦柄 くあん】として1名の個体にまとまったが、元々、【クアンスティータ】は、7名の【ニナ】と言う女性から誕生したとされている。
7名の【ニナ】は、
【赤】、
【青】、
【黄色】、
【緑】、
【白】、
【黒】、
【桃色】、
と言う【クアンスティータ】の第一本体から第七本体のイメージカラーの名前を持ち、それぞれの【本体】を産み落としたとされる。
【クアンフィオナ】もまた、【本体】は別々の【母親】の【子宮】から【誕生】するとされている。
また、最初に生まれたものから【第1本体】、
最後に生まれたものは【第24本体】、
とする様である。
一度、【クアンフィオナ】の本体の【母親】になった女性は、他の本体の【母親】にはなれないとされる。
生む順番が意味を為すタイプの【クアンシリーズ】。
それが、【パイロットタイプ】の【ラスボス】/【クアンフィオナ】である。
【宗経/ムネツネ】の妃が24名居るのもそう言う理由である。
24妃の中から【正室】が選ばれると言うのは【誤情報】である。
本当は、1名が【妊娠】したら、残り23名も同時に【妊娠】する。
後は【チキンレース】。
最初に産み落とした者が【第一本体】の【母親】となる。
一旦【妊娠】したらどのような手段でも【中絶】は出来ない。
何年だろうと生むまでは【妊婦】の状態となる。
つまり、【母親】となった24名は、【クアンフィオナ】の超絶強制力によって取り込まれる事になるのだ。
そう言うタイプの【クアンシリーズ】であるため、現時点での【母親】は曖昧な状態になっており、【候補者】とされる【96名】には共通して、【クアンフィオナ】からのサポートがあるのである。
最終的に【クアンフィオナ】の【母親】に選ばれなかった72名の女性の内、13名は、【存在変換】が行われ、【クアンフィオナ】の【本体】達をサポートする【側体】になってしまう。
それ以外の59名のみ、【クアンフィオナ】の絶対的な【呪縛】から解放されると言う事になる。
この候補者96名の運命は3つ。
【クアンフィオナ】の24核の【本体】の【母親】になるか?
【クアンフィオナ】の13体(この場合は数える単位が【核】では無く、【体】となる)の【側体】に【存在変換】されるか?
59名は解放されるか?
のいずれかとなる。
主人公5名の運命はこの【3択】になっている。
【クアンティア】や【クアンニュア】とも異なる特徴を持つ、【クアンフィオナ】はそうやって誕生しようとしている。
【クアンフィオナ】の【パパ】は1名、【ママ】はよくわからない状態。
そう言う事である。
【クアンフィオナ】については、謎が深まるばかりだった。




