プロローグ編018/直近のライバルと果てなるライバル1
【パフォリス】としての第一歩を踏みだそうとしている
【努追 卯月】、
【的藤 璃桜】、
【遠歳 友加里】、
【花畑 殊深】、
【斉縁 空琉】、
の5名。
そんな彼女達は【パフォリス】として【ライバル】関係にある。
だが、【ライバル】は彼女達だけではない。
当然、他の【ライバル】も存在する。
そこで、直近のライバルと進んだ先に居る果てなるライバルを少しだけチラ見せしようじゃないか。
まずは、直近のライバルだ。
【宗経/ムネツネ】は、【複数】の身体を同時に顕現出来る。
そのため、【卯月】達の前に現れているのと同時に別のめぼしい【パフォリス】としての可能性を持った少女達の前にも現れていた。
【鷺宮 涼子】、
【中村 椿】、
【竜崎 志保】、
この3名は【様々な強さ】を極めて、【パフォリス】の頂点を目指している3名だ。
その3名はつい先日、屈辱を味わっている。
それは何か?
それは、【強さ】を極めようと思っていない少女に【強さ】で負けたのだ。
公式では無かったとは言え、屈辱以外の何者でも無かった。
3名を負かした少女の名前は、【エセル・イーズデイル】と言う。
彼女は、【卯月】達の遙か先を行く、果てなるライバルに当たる。
【エセル】が【パフォリス】として、メインに添えているのは、【バトル】では無く、【ストーリーテラー/物語の語り手】である。
【クアンスティータ】の【第6本体/クアンスティータ・レアク・デ】には、【話祖】と言う紡いだ言葉が現実になると言う力を持つ勢力を持っているが、彼女にも僅かながら、その【素養】がある。
【話祖】の偽物で、【語祖】と言う劣化存在も居たが、それとも違う。
超絶突然変異で、彼女は、【話祖】っぽい素養を身につけていた。
【話祖】の様に紡いだ言葉が瞬時に【具現化】するまでのレベルには至っていないが、言葉を発する事によって【存在】して居なかった物が1つ1つ、現実の物になっていく。
つまり、【話祖】の劣化版と言っても良い存在となっていた。
超絶突然変異の原因は、【クアンスティータ】の引退による影響がある。
【クアンスティータ】が基本的に全ての力を捨てたので、一時的に【クアンスティータ】の力が洩れたのだ。
それはすぐに後継の存在である【クアンシリーズ】の物になっていったが、わからないほどのほんの僅かだけ、洩れたままになっているものがあり、それを偶然、彼女が口にしたのだ。
それにより、擬似的に【話祖】の様な力が僅かながら発動する様になり、それを武器として、彼女は【パフォリス】の頂点を目指す事にしたのだ。
もちろん、【バトル】をメインとして頂点を目指すつもりは無く、あくまでも【ストーリーテラー】として、目指すつもりだったのだが、そこに、
【鷺宮 涼子】、
【中村 椿】、
【竜崎 志保】、
の3名が、珍しい力を使う少女が居るとして、挑戦して来たのだ。
無理に戦いたくは無かったのだが、適当にあしらっている内に勝ってしまった。
【涼子】、【椿】、【志保】の3名は、【バトルメイン】では無い、【パフォリス候補生(まだその年齢に達していない12才の少女であるため、候補生扱いとなっている)】に敗れた。
【エセル】が【パフォリス候補生】だったため、公式バトルにはならないとして、無効扱いの戦いとなったが、負けは負け。
3名は悔しがり、改めて修行をやり直す事にしたのだった。
彼女達は、負ける事で更なる高みへ挑戦出来る力を身につけつつあったが、【エセル】には遠く及ばない。
彼女はスタート前に遙か先を行っているのだ。
【エセル】は、【宗経/ムネツネ】と同じ【ギフト】を得ている。
【クアンスティータの力の欠片】と言う【ギフト】をだ。
【宗経/ムネツネ】と【エセル】は、【想像力】を【創造力】として【具現化】する力が備わっている。
【クアンスティータ】が引退した時、その【ギフト】は瞬時に時と空間を超え、2413名が受け取った。
だが、それを才能として開花するかどうかは受け取った者の素養次第となる。
が、そもそも才能の無い者には【クアンスティータの力の欠片】と言う名の【ギフト】は届かない。
後は程度の問題である。
【宗経/ムネツネ】は【芦柄 吟侍】の後継者から【ラスボス】へとクラスチェンジし、【エセル】は、【パフォリス】としての大きな可能性を開花させようとしている。
【想像力】を【創造力】として【具現化】する力は【パフォリス】としてこれ以上ないくらいの大きな武器であるのは間違いない。
その【ギフト】を得た者は、【卯月】達の強力な果てなき【ライバル】となるのは間違いないだろう。
【エセル・イーズデイル】以外の者が、【ギフト】を得て、【パフォリス】となったかどうかは今のところ定かではない。




