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エスケープという名の神隠し  作者: たなばたばたばた
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4話 暗い森を抜けて草原へ

閲覧ありがとうございます!

今回もよろしくお願いいたします

アルフさんに案内され暗い森を抜け草原に移動の最中。

フォリエル「ん?なにか踏んだような…なんだろ」

アルフレッド「…死体だな」

フォリエル「え、えぇ?!なんでこんなとこに死体があるのぉ?!」

フォリエルちゃんは半泣き状態で驚いている。

この森は暗いから死体を倒れた木だと間違えちゃいそうだ。

…よくよくみるとこの死体、首がない。

体の至る所に刺し傷があり、血は変色していた。

涼音「まさかこの死体って住民のなんじゃっ…」

アルフレッド「ああ、その通りだ。」

涼音「なんでこんな酷い殺し方ができるの…」

私は怯えた声でそう言った。

アルフレッド「住民は首を切られない限り死なないからな…

首を一発で狙うのは難しいから

刺して刺して弱らせて最終的に…ってことが多いんだ、

そして奴らは首を街まで

持ち帰ってそれを渡し金を得るんだ…」

首なし死体の近くには首がなかった。

おそらく人間が持ち帰ったのだろう…。

いくら嫌いだからってお金のために

ここまで酷いことができるもんだ…。

涼音「酷い…」

?「そうだね、とっても惨い姿だね」

聞いたことのある声…

そうだ、あのまっくらな空間で会った人達だ!

でもなんで今ここにどうやって現れたんだろう?

?「痛かっただろうね…住民のみんなが

こうやっていなくなるのは日常茶飯事だけど

やっぱり慣れないね…悲しいなぁ」

?「そうだね、とっても悲しいね…」

アルフレッド「あんたはどうとも思ってないだろ」

?「あぁ、バレたか、別になんとも思っていないさ」

黒ずくめの男性は悪魔の男の子に同情したふりをし、

悲しんだ表情を浮かべた後

アルフさんに嘘を指摘され、静かにいたずらっぽく微笑んだ。

涼音「あなたが…死雫さん?」

死雫「なんだ、名前を知っているんだね。

そうだよ、僕が死雫(しずく)

そして相棒のブラッディーさ。」

ブラッディー「ぼくブラッディー!よろしくね!」

あのまっくらな空間にいた2人の名前は

死雫さんとブラッディーくんと言うらしい。

死雫さんはいつもニコニコしているけど

何を考えているかさっぱり分からない。

ブラッディーくんは元気いっぱいで…いたずらっ子なのかな?

でも死んだ住民の事を思っていたから優しい子なのかも…。

死雫「僕こう見えて忙しいんだ。

ここら辺で失礼するよ、精々頑張って生き延びておくれ。」

ブラッディー「ばいばーい!」

2人はでてきた裂け目に入りまっくらなばしょへと姿を消した。

涼音「死雫さんって…よく分からないね。」

フォリエル「そうなんだよね〜…ずっと笑ってるから

楽しいことでも考えているのかな?」

アルフレッド「俺もさっぱりだ。何が目的かも分からず

時々ああやって住民の前に現れるんだよな」

私達は再び歩き出しアルフさんのおかげで

無事暗い森を抜け出すことができた。

涼音「ここが草原かぁ〜!暗い森はひんやりしてたけど

ここは太陽が当たって心地がいいね!」

アルフレッド「そ、そうだな…その通りだ…」

フォリエル「アルフ、無理しなくていいよ」

アルフさんがなんだか猫背で体調が悪そうだ。

涼音「アルフさん?なんか顔色悪いけど大丈夫…?」

アルフレッド「へ、平気だ…ただ、太陽が苦手で…」

フォリエル「アルフは吸血鬼だからねぇ〜」

涼音「吸血鬼?!そんなの漫画でしか見たことないよ?!

いやでもここは異世界だから全然有り得る話なのか…」

フォリエル「とりあえずあの木の下で休憩しよう!」

私たち3人はアルフさんの体調を気にしつつ、

木の下へと移動した。

木の下は太陽の光を程よく遮断してくれ

吹く風がとても気持ちいい。

アルフさんは体育座りをして顔を埋めている。

フォリエル「涼音ってさ、種族は何?それとも無種族?」

涼音「え…種族って何?」

アルフレッド「住民には様々な種族がいるんだ…

種族がない無種族もいるがな…

あんたが何の種族かは分からない、

…あいつに見てもらえば分かるかもな…」

アルフさんは悶え苦しみながらも独り言が混ざりつつ

住民の種族について教えてくれた。

そうやって3人でのんびりしていると

とある女性がアルフさんに話しかけた。

?「あら、アンタがこの時間に

こんな所にいるなんて珍しいじゃない。

何か用事でもあるのかしら?」

アルフレッド「その通りだ…こいつの弟を探していてな」

アルフさんは先程よりかは調子が良くなり、

私を指さしながらそう言った。

アルフレッド「何か知っていることはないか?

暇であれば手伝って欲しい。」

?「別に商店街にお花の種を

買いに行ってただけだから暇よ、

そういえばこの子と同じ髪色をしたチビを

ジャングルでマチスが見つけてきて

家で面倒を見ているわよ」

チビ…青葉は比較的小さい方だ。

もしかしたら青葉かもしれない!

涼音「よかったら案内してくれないかな?」

アルフレッド「俺からも頼む。」

?「嫌でも案内してあげるわよ、ついてきなさい」

そういうことで私達は青葉がいるかもしれないと

女性の後を追った。

閲覧ありがとうございました!

次回もよろしくお願いいたします

死雫さんとブラッディーくんの資料

https://50035.mitemin.net/i1107071/

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