3話 深夜
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彼に案内され家にお邪魔させてもらった。
彼は私をソファーに座らせてキッチンに行き、
しばらくしたら戻ってきてホットココアを持ってきてくれた。
私は彼とゆっくりとホットココアを飲みながら
深夜に会話…色々聞き出していた。
私「さっきあの人たちを殺したのはなんでですか?」
?「あんたを守るためだ」
私「なぜ家に連れてきてくれたんですか?」
?「あそこに留まっても危ないからな」
私「あなたの名前は?」
アルフレッド「俺はアルフレッド、
アルフと呼んでくれてかまわない。」
なるほど…アルフさんと呼ばせてもらおう。
アルフレッド「後、敬語じゃなくて
柔らかく喋ってくれないか、
なんだか堅苦しくてあまり好きではないんだ、
他の住民にも敬語なんて使わなくていい。」
涼音「ごめんなさ…、ご、ごめんね、
じゃあこれからよろしくね」
アルフレッド「ああ、よろしく頼む。」
堅物だし身長高いから少し怖いって思ってたけど
優しくて人当たりのいい人なのかも。
手荒だったけど私の事も守ってくれて
家で匿ってくれてホットココアまでご馳走になってるし。
アルフレッド「…あんたの名前はなんて言うんだ」
涼音「えっと…涼音です…」
アルフレッド「敬語」
涼音「あっ…ごめん…」
自己紹介ってなるとどうしても緊張してしまう。
自己紹介って第一印象決まっちゃうじゃん…?
だからちょっと怖くって…敬語になっちゃった。
アルフレッド「涼音、いい名前だが聞いた事ない名前だな、
やはり来た世界が違うと名前の文化も違うのか」
涼音「来た世界が違う…?アルフさんは
最初からここにいたんじゃないの…?」
アルフレッド「あんたもエスケープに来る前
1度死んでいるだろう、
それは住民皆が同じで俺だってそうだ」
住民…?さっきあの人たちが言っていたような…。
アルフレッド「…本当に何も分からないみたいだな。」
アルフさんは私の表情から分かっていない事を察したみたいだ。
アルフさんは一から説明してくれた。
アルフレッド「俺たちは皆、ここに来る前に1度死んでいる。
1度死んだ者をエスケープの管理者、死雫が
その者を連れていき魔法をかけて死雫が作ったこの世界、
エスケープで暮らさせる…
そんな者の事を住民と呼ぶことになっている。」
涼音「なるほど…さっき襲ってきた人たちは
住民を狙うハンター的な存在だったりするの?」
アルフレッド「ハンター…まぁそんな認識で大丈夫だ。
奴ら人間は人外で化け物である住民を嫌い、
住民を殺して金を稼いでいる奴らもいるからな。」
涼音「へぇ〜そうなんd…えっ化け物?!
私も住民なんだよね?!なら私も化け物なの?!
私、人間なんだけど住民なの?!」
アルフレッド「起きちゃうから大声出さないでくれ。
あと落ち着いてくれ、ちゃんと説明はするから。」
アルフレッドは静かにジェスチャーしながら
ダブルベッドですやすや眠っている女の子を指さした。
今までいることに気づかなかった…。
体が小さいから布団で分かりにくくなっていたのかな…?
アルフレッド「あんたは死んだ、
だから人間としての人生は終わっているんだ。
今は住民であり、つまり人間からしたらあんたも
俺たちと同じように化け物扱いってことだ。」
涼音「へぇ〜……なるほど……」
私はもう人間じゃないんだ。住民…化け物…
アルフレッド「でも住民も悪いもんじゃないぞ、
傷はほおっておいたらすぐ治るし
身体能力は上がってるし魔法だって使えるし…」
住民は死雫さん?って人に魔法をかけられて
住民になるんだよね?
なら私も魔法をかけられているのか。
そういやさっき、逃げている時に
身体能力が高くなっている気がした。いや高かった。
やはり私は住民なんだ…
アルフレッド「そういや死雫に魔法をかけられると
姿も前世の頃と変わるのだが、どうだ、変わってるか?」
アルフさんは鏡を指さして見てみろと言った。
私は鏡の前に立つと…
なんだこれ?!まるで別人じゃないか!これが私…?
長い水色髪のポニーテール、丈の長いマント、ミニスカート…
てかスカート短すぎない?!大丈夫?!
だから足がなんかスースーしたのか…
涼音「別人だよこんなの…本当に私…?」
アルフレッド「まぁ無理もない」
その後も少し話をし今日はもう夜遅いので
寝ることにした。
アルフレッド「よかったらベッドで寝てくれ。
あいつの横でいいのであればな」
アルフさんは先程指さしたダブルベッドで
寝ている女の子を指さした。
涼音「えっ…大丈夫だよ、私は床でも寝れるから…」
アルフレッド「強がらなくていい、
俺はソファーで寝るから平気だ、ゆっくり休んでくれ」
私はお言葉に甘えてダブルベッドで
寝かせてもらうことになった。
ベッドに寝転がった。
女の子の小さな気持ちよさそうに寝る寝息が聞こえる。
…それにしてもこのベット、なんてふかふかなんだ。
ベッドで寝るのが初めてだが、こんなに幸せなんて。
私はそんなことを思いながら秒で寝付いた。
…もう朝か、なんだか久しぶりに熟睡できたな、
それにしてもふかふかで最高すぎる、
二度寝しちゃおうかな…と布団に潜り込もうとした時、
…なんだか視線を感じる。
目を開けてみると女の子が私の顔を覗き込んでいた。
涼音「ヒェッ…」
私は情けない小さい悲鳴をあげる。
?「あっ!起きた!死んでなくてよかった〜」
アルフレッド「だから何度も死んでないと言っているだろう」
…そうだ、私、アルフさんに匿ってもらってるんだった。
それじゃあこの子は私の横で寝ていた女の子か…。
私は洗面所を借り、顔を洗い歯磨きをし…
?「こっちだよ!あなたの分も朝ごはんあるよ!」
私は女の子に手を引かれて
昨日ホットココアを飲んだソファーへと座った。
机の上にはスクランブルエッグ、サラダ、トーストなど
なんだかおしゃれで洋風な朝ごはんが並んでいた。
女の子が元気にいただきまーす!と言い食べ始め、
私がアルフさんに食べていいの…?と視線をなんとなく送ると
食えと視線からアルフさんに言われた気がしたので
有難く頂くことにした。
こういう朝ごはんはあんまり食べたことないなぁ〜、
えまの家にお泊まりした時ぐらいかな?
この食パンサクサクでおいしい、
いつも我が家はインスタントの味噌汁と
白米と卵焼きだからなぁ。
それにしてもめちゃくちゃ美味しい。
私は夢中で食べていた。
アルフレッド「…美味いか」
やべ、夢中になりすぎて周りが見えなくなっていた。
大丈夫かな…見苦しい姿のせいで失望されないかな…
涼音「お、美味しい!めちゃくちゃ美味しいよ!
これ、アルフさんが作ったの?」
アルフレッド「そうだ」
?「アルフは料理が上手なんだよ!」
涼音「そうなんだね、すごいなぁ、
そうだ、あなたの名前はなんて言うの?」
フォリエル「わたしはフォリエルだよ、よろしくね!」
なんだかアルフさんといいフォリエルちゃんも
ゲームに出てくるキャラの名前みたいだなぁ…。
アルフさんが言っていた世界で違う文化のせいなんだろうなぁ。
フォリエル「あなたの名前は?」
涼音「涼音だよ、よろしくね。」
フォリエル「スズネ、聞いた事ない名前だね!
でも可愛い、よろしくね!」
そんなたわいもない会話をしながら朝ごはんを食べ切った。
アルフレッド「さて、涼音、今日はこの森から出て
商店街に行ってみないか?買い与えたいものがあるんだ、
それかゆっくりするかなんだが…」
…居心地が良すぎて忘れるところだった、
私は青葉を探すためにここに来たんだった。
アルフさんの一言で思い出すことができた。
涼音「あの…実はやらなきゃいけないことがあって」
アルフレッド「それは一体なんなんだ?」
涼音「ここに先来た弟を探さなきゃいけなくて…
なにか知ってる人がいるかもだから手伝ってくれないかな?」
アルフレッド「全然いいぞ、暇つぶしにはなるだろう」
フォリエル「なら今から早速行こうよ!」
2人が青葉を探すことを手伝ってくれることになり、
私たち3人はこの森を抜けて
アルフさんがいう草原という場所に行くことになった。
閲覧ありがとうございました!
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アルフさんとフォリエルちゃんの資料
https://50035.mitemin.net/i1106248/




