表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エスケープという名の神隠し  作者: たなばたばたばた
22/29

22話 幻夢の街

閲覧ありがとうございます!

今回もよろしくお願いします

あれからも私たちは仕事をこなしたり、

時々襲ってくる人間に立ち向かっていた。

前とは変わったことは1つ。

私は人間を殺せるようになってしまった。

前までは傷つけたくなくて、

魔法を上手く使い、逃げていたのに…

最初は人間を殺してしまった時に

そんな自分が信じられなくて頭が真っ白になったが、

今はすっかり慣れてしまった。

そんな日常を過ごしていると、

メリアさんに「一緒にお出かけ行かない?」

と、言われて私は一緒にお出かけすることになった。

アルフさんと白くんと一緒に。

青葉とえまはその日は仕事だ。

最近私たち4人休みの日が合わないな…。


私が集合場所に白くんと一緒に行くと、

もう既にアルフさんとメリアさんがいた。

トロメリア「遅かったじゃない。」

アルフレッド「集合時間から3分も経ってないぞ、短気だな。」

さすがお二人。準備が早い。

涼音「これからどこに行くの?」

トロメリア「今日は飲みたい気分なの、

昼でもやっている居酒屋があるからそこに行くわ。」

メリアさんの後をついて行く。

そこは時間が止まったみたいに、ずっと夜のネオン街だった。

涼音「…この街、治安悪いね」

タバコの吸殻や空き缶などのゴミが落ちている。

あちこちで座り込んでお酒を飲んでいる輩もいる。

そしてそこら辺でお酒を飲んでタバコを吸っている

身長の高い女性が話しかけてきた。

?「おっ、アルフじゃぁ〜ん、

よかったら一緒に飲まない〜?」

その女性はアルフさんに缶のお酒を差し出す。

アルフレッド「おい、こんなとこで飲むなよ、

またあいつらに怒られるぞ」

?「え〜そんなことより〜飲もうよ〜」

?「ちょっと先生!やっと見つけたよ!

こんなとこで飲んで…早く帰って部屋で飲もう!ね?」

女性を追いかけてきたのは小柄な男の子。

女性の腕を引っ張って帰るよう促す。

?「今日はここで飲みたい気分なの!」

女性はタバコの吸殻をぽいっと捨てた。

?「…見逃しませんでしたよ、ポイ捨ては許しません。

あと、路上でお酒を飲むのやめてもらえますか。」

?「えーいいじゃん、君が捨ててくれればさぁ、

いつもゴミ拾ってるじゃん」

?「拾いたくて拾ってる訳じゃないんですよ、

アナタみたいな人がいるからゴミ拾いする羽目になるんです」

登場人物が多すぎる…!

涼音「えっと…まずあなた達の名前を聞いても…」

?「アナタに名乗るほど暇じゃないです、

ジブンはゴミを拾って失礼しま…」

?「こいつはドロームだよ!オレの双子の兄貴なんだ!」

うわっまた一人増えた…。

ドローム「ティール、勝手に名前言わないでくれる?」

ティール「ドロームの悪いとこだよ、その刺々しい態度。

あっちなみにオレはティールだよ!君、すっごく可愛いね!

今度オレとお茶しない?いい雰囲気のカフェ知ってるんだ!」

ティールさんと名乗る女性にしかみえない男性が

私の顎を…顎クイして、そう言ってくる。

ドローム「ナンパすんな。」

ドロームさんがティールさんと私を引き剥がした。

?「あの〜私達の存在忘れてない?」

女性はタバコを吸いながらそう言ってきた。

灰「私は(かい)、これでも前世は医者でね、

幻夢の街でクリニックを開いているよ。」

黒白「…で、おれが先生の助手の黒白(あやめ)だよ。

放っておいても治りが遅い傷がある時は頼ってね。」

灰「んで、アルフ達は今から何しに行くのさ」

アルフレッド「…ただ様子を見に来ただけ…」

白「お酒を飲みに来たの!」

アルフさんの言葉を上書きするように白くんがそう言った。

アルフさんもメリアさんも頭を抱えている。

実際私も頭を抱えている。絶対めんどくさいことになる。

灰「えっ!居酒屋行くの!私も行きたーい!」

ほーら、めんどくさいことになった。

黒白「ついて行ってたら迷惑だよ、帰ろうよ…。」

灰「えーやだやだ!飲みに行くのー!」

トロメリア「4人で飲みたい気分なの、邪魔しないでよね。」

メリアさんは灰さんのことを鋭く睨みつける。

灰「わ、分かったよ!黒白くんと飲むもん!」

灰さんは怖気付いて黒白くんに引っ張られて帰っていった。

メリアさんって、やっぱ怖いよなぁ。

ドローム「…それじゃ、ジブン達も失礼します。」

ティール「じゃあね〜!」

ドロームさんとティールくんも去っていった。

トロメリア「…やっと邪魔者が消えたわね、

イライラしすぎてやけ酒しちゃいそうだわ。」

アルフレッド「メリア、程々にな。」

トロメリア「メリアって呼ばないで、

アンタに呼ばれると不快だわ。」

アルフレッド「俺のことはアルフって呼ぶのに。」

そんな会話をしながらメリアさん推しの居酒屋へと着いた。

店員さんに6人座れそうな席へと案内された。

メリアさんは私の横に座ってきた。そして腕を絡めてくる。

アルフレッド「…あんたら、なんか距離近くないか。」

トロメリア「そんなことないわ。」

そんなことあるよ!距離近いよ!

なんか…ドキドキしちゃうな…。


私たちはあれからお酒やおつまみを頼み、

4人で談笑していた。

涼音「白くん、水でいいの?お酒飲まないの〜?」

私も若干酔っていた。

白「ミルクか水以外の飲み物は怖いから飲まないの〜」

さすが種族が猫なだけあるな。

アルフレッド「…それにしてもあんたら、距離近いな。」

トロメリア「そんなことないわよ!」

だからそんなことあるって!さっきより近いよ!

アルフレッド「あんなに涼音を嫌っていたのに

なんでそんなデレデレなんだ。」

トロメリア「デレデレとかじゃないわよ!

仲良くしてあげてるのよ、ワタシのこと助けてくれたし…」

アルフレッド「それで心を開いたんだな。

涼音、どうやって助けたんだ?」

涼音「…それが、初めて人間を殺しちゃったの。」

アルフレッド「?!本当か?!涼音が?!凄いじゃないか…」

アルフさんは珍しく驚いていた。

トロメリア「そうよ、3人の人間を

あっという間に殺ってくれたわ。」

アルフレッド「3人も?!いつの間にそんな成長したんだ…」

白「すごーい!」

涼音「なんでそんな褒めてくれるの…?

私、人殺しなんだよ…?」

アルフレッド「住民の敵は人間。

人間を殺せるようになったことは凄いことだ。

自分を責める必要はない。」

なんだろう、私、

人間としての倫理観がなくなってきてる気がする、

そのせいか、褒められて嬉しくなった。

人間を殺すことは正義なんだ。

涼音「…ビールっておいしくないね…」

アルフレッド「いつかそのおいしさがわかる日が来るさ。」


その後も飲み食いし、

みんなで割り勘してお金を払い店を後にした。

トロメリア「いやーたくさん飲み食いしたわね」

珍しくメリアさんはご機嫌だ。

涼音「そろそろ帰りたいな、青葉もそろそろ仕事終わるし」

白「えまもそろそろ終わるー!」

アルフレッド「2人とも涼音と白のこと好きだもんな、

心配させたくないからそろそろ帰るか」

そんな時、物騒な音がした。

閲覧ありがとうございました!

次回もよろしくお願いします

ドロームさんとティールくんの資料

https://50035.mitemin.net/i1118907/

黒白くんと灰先生の資料

https://50035.mitemin.net/i1118911/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ