12話 居酒屋
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商店街について飲食店が並んでいる場所まで着いた。
えま「ここが商店街…」
白「賑わっているね〜」
私達はどこで食べるか見て回る。
アルフレッド「人数も多いし
複数頼んでシェアできたら楽だから居酒屋でもいいか?」
涼音「私は全然いいよ!」
私以外のみんなもそこでいいとなったので、
今日の夜ご飯は居酒屋で済ませることになった。
居酒屋に入店すると店内は住民達の声で賑わっていた。
アルフレッド「受付を頼む。」
店員「申し訳ございません!ただいま満席でして…」
よくみたら順番を待っている住民たちもいる。
私達は諦めて店を後にしようとしたその時、
私達に話しかけてくる人物がいた。
天照「おっ!アルフじゃないか!」
アルフレッド「まさかあんたと会うとは…」
天照「もしかして、満員で入れない感じ?
なら俺たちの席にきなよ、
俺たちも何とかギリギリで満員になる前に入れたんだけど
案内された席がかなり広くて…
この人数も座れるぐらい広いんだ、どうだ?」
アルフレッド「あんたに甘えるのは少し嫌だが
背に腹はかえられない、お願いできるか?」
天照「全然いいよー!店員さん、それでもいいかな?」
店員「かまいませんよ!なら案内してあげてください」
天照「その前に…俺、御手洗に行きたくて、
ちょっと待っててくれ」
しばらくしたら天照さんは私達の場所へと戻ってきて、
天照さんが自分の席へと案内してくれた。
天照「ごめん!みんな!アルフ達がいて
満員でこの席も広いから連れてきちゃった!大丈夫か?」
月読「あらまぁ、賑やかで楽しそうじゃない、全然いいわよ」
火華「みんなで飲も!」
星穏「騒がしくなりそうだ…」
天照さんに案内され私達は席に着いた。
青葉とえまに挟まれる感じで。
天照「とりあえず飲み物注文しちゃいなよ」
みんなでメニューを見て回し合う。
涼音「私はソフトドリンクにしようかな…未成年だしね」
えま「わたしもそうする!麦茶にしようかな」
アルフレッド「エスケープでは特に未成年だから
お酒を飲んじゃダメってことはないんだが」
涼音「えっ…そうなの?体に悪くない?」
アルフレッド「いつ死ぬか分かんないんだから
そんなの気にしない方がいいぞ。」
涼音「そう…ならお酒も頼んじゃおうかな…」
えま「ねぇねぇ」
えまが私に話しかけてくる。
涼音「どうしたの?」
えま「わたしもお酒を飲みたいんだけど初めてで不安だから
少し分けてくれないかな…?」
涼音「別にいいよ。」
次第にみんな注文する飲み物が決まっていた。
驚いたことは青葉が度数の高いお酒を頼んでいたのと
フォリエルちゃんもお酒を飲むという事実。
白くんは無料で貰える水でいいらしい。猫らしい。
アルフさんは赤ワインを頼んでいた。
私は度数の低いお酒、えまは麦茶。
それからみんなが好きなおつまみを頼んだ。
しばらくすると机の上は
おつまみや飲み物の空きグラスなどでいっぱいだった。
火華「青葉くん!いい飲みっぷりだね〜
もっとじゃんじゃん行っちゃおう〜」
星穏「初めてなんだから飲ませすぎたら
二日酔いになっちゃうよ…」
涼音「青葉、大丈夫なの?」
青葉「平気〜!」
青葉は少し酔っているようだった。
悪酔いしないといいけど…。
天照「ところで君たち、
初めて見るけど名前はなんて言うの?」
天照さんはえまと白くんにそう言った。
えま「わたしはえまです!
涼音とは前世からの幼なじみです!」
白「ボクは白だよ!えまの飼い猫なんだ!」
この2人、初対面の相手に
ここまで明るく振る舞えるなんてすごいな…。
月読「前世からの幼なじみとか飼い猫とか
珍しい話だけどすごい縁ね!」
天照さん、月読さん、火華さん、星穏さんと
続いて自己紹介タイムが始まった。
天照さんと月読さんの種族が神様という事実を知った
えまと白くんは驚いていた。
私の時同様天照さんが神様はただの種族であるだけで
偉いってわけではないと説明していた。
…あと月読さんが天照さんとの色恋沙汰の話をしていた。
それからのんびり飲みながらつまみながら
話に花を咲かせていた。
みんなが程よく酔ってきたところで会計する流れになった。
ちなみにえまは私のお酒をもらってからハマったらしく
あの後追加でお酒を頼んでいた。
アルフレッド「会計を頼む。」
アルフさんはあまり酔ってないみたいだ。
スマートに会計を終わらせようとする。
天照「いや!ここは俺が払う!みんなを呼んだの俺だし、
今日俺たちの店に来てくれたし…」
アルフレッド「ならあんたと割り勘ならどうだ?
あんたに頼りきるのはプライドが許さない。」
天照「アルフがそう言うなら…。」
アルフさんと天照さんで会計を済ませてくれた。
店員の声と共に私達は店を後にする。
天照「そんじゃあ俺たち月と太陽に帰るな、
今日は楽しかった!どうもありがとう!」
涼音「こちらこそありがとう!気をつけてね!」
みんなでお別れの挨拶を言い、解散となった。
遠くから天照さん達の会話が聞こえてくる。
月読「せっかくだから銭湯に寄っていきましょうよ。」
星穏「そうですね、汗もかきましたしね」
私たちはアルフさんの家にたどり着いた。
そこで1つ問題が発生した。
寝床問題だ。
アルフさんとフォリエルちゃんは基本2人で
過ごしていたので私含め6人の寝床なんてない。
フォリエル「わたしはベッドがいい!」
まぁ元々この家にいたのだからそう言い張っても仕方ない。
青葉「絶対姉さんの横がいい」
白「えまの横がいい!」
みんなが次々と意見を行ってくる。
アルフさんは押し入れから敷布団を2枚敷いてくれる。
アルフレッド「来客用に用意していたんだ。」
私達4人は有難く、その布団で寝ることにした。
アルフさんは部屋の明かりを消し、
みんな就寝した。
えま「涼音、起きてる…?」
涼音「起きてるよ、寝れないの?」
えま「…うん、ちょっと不安で」
涼音「不安が安心に変わるまで付き合ってあげるよ」
えまは私に疑問をぶつけてきた。
えま「なんで涼音は住民の
みんなとあんなに仲良くできるの…?
住民って人外なんだよね?人間と感性違うんだよね?
なのにあんなに仲良くできるのって、すごいなぁって…」
涼音「私には人間と関わるより住民と
関わる方が性に合ってるかなって…
えまは人間と関わる方が合ってるから
住民のみんなとは関わりにくいんじゃないかな」
えまはそうだ。前世の頃から
ムードメーカー的な存在で明るい。
だから人と関わるのが得意でいつも周りに人がいた。
でも私といる方が楽しいからと一緒にいてくれた。
人と関わるのが苦手でいじめられていた私を守ってくれた。
涼音「これから慣れていけばいいと思うよ。
今度は私がえまをサポートしてあげるから。」
えま「ありがとう〜…。涼音は最高の幼なじみだよ。
安心したら眠たくなってきたかも。
話聞いてくれてありがとうね。おやすみ。」
涼音「うん。おやすみ。」
しばらくするとえまの寝息が聞こえ始めた。
寝れてよかった。さて、私も寝るとしますか。
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