表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エスケープという名の神隠し  作者: たなばたばたばた
PR
13/29

13話 悪夢

閲覧ありがとうございます!

今回もよろしくお願いいたします

私は体育館裏に呼び出された。

生徒「あんた、えまちゃんと関わらないでって言ったよね?」

生徒「あんたとえまちゃんが関わると可愛いえまちゃんに

あんたのネチネチした嫌な菌が移るのよ」

どんどん私に近づいてくる。嫌だ、こないでよ。

私は病気なんかじゃないのに。

涼音「…」

何も言えない私に腹が立ったのか1人の女子生徒が

私の胸ぐらを掴み叫んできた。

生徒「黙ってないで言えよ!

馴れ馴れしく近づいてごめんなさいって言え!」

えま「…集合場所に涼音がいなかったから

ここに来てみたらやっぱりいた、

涼音だけじゃなくて、あなた達も」

生徒「えまちゃん!えまちゃんからも言ってやってよ、

気持ち悪いから近づくなって!」

えま「あなた達が涼音に近づかないで欲しいんだけど?」

生徒「えまちゃんいい加減目を覚ましてよ!

こいつはえまちゃんの寄生虫なんだよ!」

えま「幼なじみの悪く言わないでくれる?

次こんなことしたら先生にまた言うからね。

証拠も取ってあるし。ほら、涼音、いこ。」

えまは学校から配布された

タブレットで録音していたみたいだ。

そして私の手を引きその場から連れ出してくれた。

生徒「先生に言っても先生は何にも言ってこないけどね〜」

生徒「えまちゃん、あんなやつと腐れ縁とか可哀想」

徐々に私をいじめてくる奴らの声が遠くなっていく。

えま「嫌な思いしたね、ごめんね。

わたしがトイレにさえ行かなければ

こんな事にはならなかったのに…」

涼音「いや、また助けてくれてありがとう、

漏らされても困るからそれ気にしちゃダメだよ」

えま「あはは!それもそうだね!

涼音はあんまり笑わないのに面白いことは言うよね!

昔はあんなに笑顔だったのになぁ…でも大丈夫!

いつかまた一緒に笑えるように私がサポートするから!」

涼音「ありがとう」


……


えま「もう涼音を助けるの疲れた。

いい加減自分で解決する努力したら?」

涼音「なんで酷いこと言うの?」

えま「酷いのはそっちだ。寄生虫、化け物、

近づかないで、菌が移る。

馴れ馴れしく近づいてごめんなさいって言え、

ねぇ言えないの?その口はなんのためにあるの?

言えって!おい!」

涼音「もうやめて!!」


……


フォリエル「涼音!おきて!」

涼音「っ!!」

私は起きた。汗だくだ。涙も流していたらしい。息が荒い。

悪夢を見ていたようだ。

時々見る。えまが私に罵詈雑言を言ってくる夢。

そりゃ中学時代いじめられていた過去が

夢で出てくるのも辛いけど、

実際に言われたことのない罵詈雑言をえまに

夢であっても言われるのはしんどい。

それにしても久しぶりに見たな、この夢。

仕事のことと青葉のことで頭がいっぱいだったからかな。

えま「かなりうなされてたけど大丈夫?」

えまはそんな事言わないって分かっている。

えまはこんな風に優しくて私を気にかけてくれる。

涼音「へ、平気だよ…大丈夫…うん…」

青葉「あんまり無理しないで」

みんなは私を心配してくれた。

白「はい、これ飲んで落ち着いて。」

白くんは水を渡してくれた。私は一気に飲み干す。

アルフレッド「大丈夫か?朝ごはんできているぞ。」

アルフさんは今日も朝ごはんを用意してくれた。

涼音「みんな、ありがとう…」

私が落ち着いたところで

みんなで朝ごはんを食べることになった。

フォリエル「そういえばアルフ、

早朝いなかったけど、どこいっていたの?」

アルフレッド「買い物に行っていたんだ。

この人数の量のご飯を作る食料がなかったからな。」

アルフさんは朝早くから食料調達に行ってくれていたらしい。

青葉「…おいしい。」

白「何これ美味しすぎる…!

ここって美味しいご飯がたくさんあるね!」

フォリエル「アルフは料理が上手だからね!

わたしも教えて貰ってるの。」

アルフさんの料理はみんなから絶賛されていた。

アルフさんは満更でもないようだ。

会話に花を咲かせていると

アルフさんが私達にとある提案してきた。

アルフレッド「あんたら、シェアハウスしたらどうだ?

草原に団地があるんだが

そこでシェアハウスしたらどうかと…」

確かに商店街の近くに団地があった気がする。

涼音「すごくいいと思う」

えま「いいねシェアハウス!楽しそう〜!」

白「シェアハウスって何?」

えま「友達と一緒のおうちに住むことだよ」

白「すごく楽しそう!」

アルフレッド「なら俺は今日は商店街で仕事があるから

団地まで案内するy」

青葉「嫌」

みんながシェアハウスの提案に賛成する中、

青葉だけがその意見に反対した。

涼音「なんで嫌なの?」

青葉「姉さんと二人きりがいいから」

あれから青葉を説得しようと頑張ったが、

青葉の意見は折れることはなく、

結局シェアハウスの話はなくなり、

同じ棟の隣同士の部屋で過ごすことになった。


アルフさんに連れられ、

団地の入居相談室まで連れて行ってもらった。

涼音「今日入居契約していいのかな?」

アルフレッド「そうだ、最初の家賃は俺が負担するから

それからは自分たちで働いて暮らしていってくれ。」

アルフさんは2部屋分の家賃としばらくの生活費をくれた。

アルフレッド「それじゃあ今から仕事だからまたな。」

涼音「そういやどこで働いているの?」

アルフレッド「果物屋だ」

アルフさんと別れてから住む部屋を見学した。

運良く隣同士の部屋が空いていた。

私達は即決し、家賃を払い、その日に入居した。

最初から生活に必要なものが揃っていた。例えばベッドとか。

えま「じゃあね〜後でご飯食べに行こ」

涼音「じゃあね〜」

私達は各自の部屋に帰っていく。

青葉「やっと姉さんと2人きりになれた…」

涼音「そんなに私と2人きりになりたかったの?」

青葉「当たり前でしょ!」

青葉は広いダブルベッドにダイブした。

青葉「ベッドって最高だよねぇ〜…」

涼音「分かる」

数時間部屋でゴロゴロして約束の時間に、えま達と集合し、

夜ご飯を食べに行った。飲食店にて。

えま「白と二人暮らしか〜!なんだかワクワクする!

でも二人暮しなら自炊とか頑張らなきゃなぁ〜

涼音、今度料理教えてよ〜」

涼音「私、全然料理できないよ…」

こういうたわいのない話や昔の思い出話をしていた。

涼音「みんなで明日仕事探しに行ってみない?

働かないとやばいかなって」

青葉「姉さんと行きたいのに」

涼音「みんなと行った方がいいでしょ〜

えま達がいれば心強いし」

えま「そうだね!そうしよう!」

白「仕事とかよくわかんないけど頑張ろう〜」


私達はご飯を食べ終えると店を後にし、

同じ棟の部屋まで一緒に帰り、そこから解散となった。

青葉「姉さんと二人で寝るなんて久しぶりだね、嬉しいよ」

青葉は私に口付けしてきた。前世の頃のようだ。

私は青葉と一緒に眠りについた。

今夜は悪夢を見ないといいな。

閲覧ありがとうございました!

次回もよろしくお願いいたします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ