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望和と俺
望和になりきっていた俺は忘れてはいたが、自分自身は望和ではなく、翔である。
俺は思いっきり自分は響野翔だ!!と心の中で叫んだ。すると、俺の身体は光だし徐々に''響野翔''になっていった。
完全に''響野翔''に戻った俺は巫女のところへと駆け寄った。が遅かった。巫女は貴子夫人の姿のまま引きを息を引き取っていた。
「巫女・・・ごめんな。」俺は既に事切れている巫女を抱きしめながら、泣いた。
その時だった。巫女の身体いや正確には俺の涙が落ちたところが光出したのだ!!
「!?!?!?」
あまりにも突然なことに驚く俺。そうしている間にも俺の涙が落ちたところから少しずつ光出したのだ。
「これって・・・もしかして・・・」
俺は白雪姫を思い出した。
「確か、あれは王子様のキスで姫は目覚めるんだったよな・・・?てことは・・・そうか!俺が巫女にキスをすればいいのか!」
そんな事を閃いた俺は、巫女の唇に自分の唇を重ねた。
その時だった!何と巫女が目を覚ましたのだった!!
「あれっ?翔?」
「巫女!!よかった・・・」俺は、巫女の身体を抱きしめると、柄にもなくボロボロと大粒の涙を流した。




