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学校に着くと、職員室がざわついており、
入ると、大丈夫か聞かれた。
大丈夫だと答えたが、本当は大丈夫じゃない。
教室に着くと、黒板にポスターのような
ものが貼られており、見た瞬間、顔が強張った。
「スパルタきょうしの八田先生へ
ニュース見ました!だいじょうぶでしょうか?
ぼくはしんぱいです!(ノД`)シクシクですが、八田先生が
自分のむすこをころしたのだと思います!
なぜかというとこんなにスパルタだったら
むすこさんも死んじゃいますよ(笑)」
後ろを振り向くと、大井が笑っているのが分かる。
とりあえず、生徒指導室に連れ込んで怒ったが、
その時にも「そんなことするからむすこも死んじゃうんですよー(笑)」
「ぼくは悪くないですよ!本当のことを書いただけですから(^^)」
とか言われて、本当に腹が立つ。どうしてやろうか。
多分私の行動に腹が立っているだけで本心から思っているとは思えないが、それでも腹が立つ。とりあえず授業の時間をあまり無駄にしたく無かったので、
「放課後、職員室へ来い」言って、
私は生徒指導室を出た。
流石に大井も大人しかった。
放課後、職員室に着いたが、大井はいなかった。
ほかの先生に聞いてみると、私がいないか聞いてきたらしいが、いないと言うと、すぐに帰ったそうだ。
確かに職員室に来てはいるが・・・
聞いて呆れる来ても呆れる。
もう大井はほって置くことにした。
家に帰る途中、警察官が話しかけてきて、
「八田 四一さんで間違いないですね?」
「はい。」
「取調室まで来ていただいてよろしいでしょうか?」
なぜだろうか?本当に私は何もしていないのに。
「なぜですか?」
「あなたの妻の方に何か悠一さんにおかしいことは
なかったかと聞くと、四一さんがとても厳しくて
つらいと言っておりまして・・・」
そんなに厳しくしてしまったのだろうか?
私は自分の息子には少なくとも優しくしたつもりだ。
「とりあえず乗ってください」
パトカードアが開く。
サイレンが鳴ってないパトカーを見るのも初めてだが、パトカーのなかに乗るのも初めてだ。
「着きました。」
見えたのはわかってた通り警察署だ。
そこから取調室連れて行かれる。
ドラマでしか見たことはなかったが、
殺風景な部屋だ。机と椅子しかない。
ここで一日過ごすだけで精神は
崩壊してしまうだろう。
「では、質問です。」




