糸口
部室の外
ゆずき「この依頼だけど、部員の誰かが依頼したって可能性はないかな?」
なずな「たぶんですけど、ないと思います」
ゆずき「なんでそう思うの?」
なずな「その噂って実は部員の間では知られていますけど、過去の天文部員が注目を集める為にまいた噂だったからです」
ゆずき「なんで注目を集める必要があったの?」
なずな「今では部員も多い人気の部ですけど、昔は実績も無い部だった事もあり遅くに出歩いて素行が悪いとか言われていたみたいです」
ゆずき「そんな時代があったんだ」
なずな「そこでやり方は他にあったのかもしれませんが、その時はそれが一番いいと考えて噂を流したみたいです、良くも悪くも噂は広がり天文部は多くの人に知られ興味からか部員も増えたと言われています」
まなみ「だから部室の壁に『まずは行動、後から悩め』って貼られてたんだね」
ゆずき「よく見てたね」驚くゆずき
なずな「だから、天文部員が依頼する事はたぶんないと思います」
ゆずき「無駄足だったかー残念」
まなみ「おそくなったしぃーかえろーよ」
ゆずき「話は分かった、有難う、なずなさん」
なずな「いえ、なにかあればまた、あっそういえば、その噂を流した部員の孫がうちの学校の生徒って聞きましたけど、もしかしたら・・・」
ゆずき「なにか手がかりがあるかも」
まなみ「えーしらべるの?」
ゆずき「依頼はあったんだから、一応調べてみようよ、じゃあ長い事ごめんね、今日は有難う」
まなみ「じゃあ、とりあえず帰ろうかー」
ゆずき「そうね、おそくなったし」
二人は天文部を後にした。
コンピ研部室
「あれっ部長は?」
「そうだった忘れてた」
とりあえず部室の中に入ると
精魂尽き果てた部長がソファーにうつぶせに横たわっていた
「無事だったんですね」
「心配してたんですよ」
「いいよ、そんな社交辞令」
部長は拗ねている
「部長パンケーキすきでしたよね」
「・・・・・・」
「ほら、まなみも」
「あーーわたしもたべたいなーー」棒読み
はるか「ジャンボトリプルパンケーキ」
うつ伏せのままつぶやく
「いいですよ」
「じゃあ、いこうよ」
部長の体力は回復したのだった




