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ヒカリ
寒い
栗色の髪をした少女と俺(仮)は青く澄んだ海がよく見える防波堤に来ていた。
その時の空は雲一つない俺が大好きなあの空だった。
「――にしてもこの防波堤をよく見つけたな。俺、知らなかった。同じ町なのにこんな景色があるなんてな。この町は山が多い街だと思っていた。この山の向こうにも町は広がっていて・・田舎だけどな。海もあってこんなきれいな景色の防波堤があるなんて知らなかった。」
「―――――――――生まれた時から住んでたならもっといっぱいこの町、探検しなきゃだよ。」
「だよな。他にこの防波堤以外になんか知ってんのか?」
「―――――蒼穹のメモリー・・・だよ。」
「え?」
「ここは防波堤・・・じゃなくて、蒼穹のメモリーっていうの。」
「蒼穹のメモリー?」
「そう。お兄ちゃんと初めてここを見つけた時に二人でつけたの。」
「なんで蒼穹のメモリーなの?」
「なんで・・だろうな・・あ!多分ね、ふねの名前だとおもうの。メモリー号ってしってる?この町につたわる・・・・伝記?だったんだよ!」
「知らない。あ、とわ。今度俺の姉もここへ連れてきていいか?」
「もちろんいいよ!じゃあここは四人の秘密の秘密の秘密基地の蒼穹のメモリー だね!」




