第80話□悪魔王ゲオーガ
いつも誤字の指摘ありがとうございます。よろしくお願いします。
う、かなりやばい奴だったな。どうやら逃げたようだ。全く開けるなと言ったのになんで開けるかな!悪魔を逃してしまったのはかなりまずいんじゃない?
「聖女様!ご無事で何よりです。今のは何ですか?」
「高位の悪魔ですね。悪魔王ゲオーガと言ってました」
「困った事になりましたね」
「各国に警戒するように連絡した方がいいですね」
しょうがない冒険者達を蘇生させるか。まず解毒してそれから蘇生ですね。
「エリアテトキシフィケーション!エリアリザレクション!」
「う、うーん?あれ俺はやられたんじゃないのか?」
「なんで生きてる?」
「どこも苦しくないぞ!」
「あー治療しました。それより開けるなと言ったのに開けてしまった結果悪魔が出てきましたよ。どうするつもりなんですか?」
「うぅ!すみません!」
「国レベルで対応した方がいいですよ」
「分かりました。すぐに対応致します」
ダンジョンから核は43個出て来た。22個はバルド竜王国に渡しすぐにゴーレムを作りに行く事になった。
バルド竜王国王都
「宰相さんこんにちは。約束通りゴーレムを作りに来ましたよ。金属は用意してありますか」
「もちろんですよ。これで我らのゴーレムはまたレベルアップできます」
「魔鉱石があるなら魔力なしで乗れるのを作れますよ。これくらいの大きさですが」
そう言っていつも使っているスイカ大の魔鉱石を見せてあげた。
「大きい!こんな大きい魔鉱石は見たことがありません!これは我が国では用意できないですね」
「それは残念です。魔鉱石ありのとなしのを作ってみますから比べてみてください」
核に金属をまとわせ魔鉱石も入れてワイバーンゴーレムを作った。この金属は鉄らしい。なかなか速そうなのができたわ。もう一つは 魔鉱石抜きで作ってみた。
竜騎士に乗ってもらったらやはり魔鉱石入りの方はすぐに乗れて今までのワイバーンより1.5倍ほど速かった。しかし魔鉱石なしは魔力が足りず1人では乗ることができなかった。2人なら乗ることができたが魔力が切れると飛び続けることはできなかった。
結局魔鉱石入りのを作ることになったのだが人に売ったことがなかったので宰相さんに値段を決めてもらった。
「この大きさだと最低でも金貨1000枚にはなりますね」
「私の方はそれでいいですよ」
「それではお願い致します」
その後2時間ほどかけてワイバーンゴーレムを全部で22体完成させた。
「それでは聖女様こちらが代金になります」
金貨100枚で白金貨1枚になる。大きな取引の時は全て白金貨で対応してもらっている。今回は白金貨が300枚ある。あれ?多いんじゃない?
「宰相さん。これ多いですよ」
「何をおっしゃってるんですか。 これだけの大きな魔鉱石、さっき言ったのは最低の値段です。それにワイバーンゴーレムを作ってもらった技術料も入っています。これぐらいは当然ですよ」
なるほどそうなるか。まあそれならありがたくいただいておこう。
「ありがとうございます。壊れた時は核さえ無事ならばすぐ修理できますので教えてください」
「その時はお願い致します」
思わぬ収入で私はちょっと嬉しかった。核も補充できたし良いことずくめだったわ。この調子なら他にもまだありそうな気がするわ。自分でも遺跡を探してみようかな。
悪魔王ゲオーガ
どうやら転移魔法と飛行魔法はつかえるようだ。力は衰えていないようだな。
復活出来たのはよかったがすぐに坊主と戦うことになるとは思わなかった。あれはやばい奴だったな。体の一部を消されるとは思わなかったぞ!
封じられてからどれくらいの月日が経ったのかが分からない。建物の形がまるっきり違う所を見ると千年以上は経っていると見ていいな。
さて何処で事を起こすか?さっきの奴は危険だな。もっと西へ行こう。
2時間後
んーここはやけに教会が多いな!何々?アレキムリア聖王国と言うのか。ふーん。光明神唯一絶対主義か。嫌な匂いがプンプンするがこういう国は操りやすいものだ。
変身して黒猫になった。これで王宮に入ろう。中々頑丈な建物だな。坊主がたくさんいるが先ほどの女のようなレベルの奴はいない!これぐらいなら何とでもなるな。
城の中を歩き回って空き部屋を見つけたのでそこを仮の拠点とすることにした。
「どうも1人では右も左もわからんな。誰か配下の者を呼び出して 偵察に行かせよう。んー誰がいいかな?よし偵察なら子爵級悪魔ガルコーンがいいな。我が前にいでよガルコーン!」
ボン!
「食事中に呼び出すこの理不尽な感じは悪魔王ゲオーガ様!生きてたんですか!」
「あたり前だ!我輩が死ぬか!」
「1500年も音沙汰がなかったので てっきり死んでしまったかと思いました」
そんなに時間が経ってたのか。封印されてたなんて口が裂けても言えないな。
「ちょっと眠っていただけだ。お前を呼び出したのは他でもない。 ちょっと眠ってる間に様変わりして何処が何処やらちっとも分からん。どこに何があるか調べてきてくれ」
「そういうことならお任せください。すぐに調べて参ります。しかしここは私たちの嫌いな聖の匂いがプンプンしますな」
「まあな。だが我慢しろ!あ、そうだ!今日だが東の方に強力な女坊主がいた。気をつけろ」
「ゲオーガ様が気をつけるなんて !そんな強い奴がいるんですか?」
「うむ。危うく消されそうになったわ」
「分かりました。気をつけて行ってきます」
ガルコーンは人位の大きなノミになって跳ねてすぐに見えなくなってしまった。
我輩はこの城の中をもう少し観察して一番偉いやつを操ってやろう。そして世界を暗黒色に染めてやる。ウハハハハハハハ。
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