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第39話□不死者キメホーレ消滅

毎日暑い日が続きます。熱中症に気をつけてお過ごしください。よろしくお願いします。

冒険者ギルドから300人と騎士団が500人で北の平原に南下して来ている魔王軍の討伐に向かった。


「聖女様先陣をお願いしてもよろしいですか?」


「はい、大丈夫だと思います」


相手は約2000体位だろう。大型のアンデッドは見えないので前衛にフェンリルゴーレムを5体出した。強力な聖域を展開する。


「エリアセイクリッドサンクチュアリ!」


今回は私の前面に聖域を展開した。縦100メートル横200メートルに入ってきたアンデットたちは動きが鈍くなり弱い者は形が崩れだした。


「おお!これが聖女様の聖域か!」


フェンリルゴーレム達が私の前面でアンデッドを粉砕している。私はその後ろのアンデッドを攻撃する。


「ホーリーレイン!ホーリーレイン!ホーリーレイン!ホーリーレイン!ホーリーレイン!」


新しく覚えた殲滅魔法を使う!


「エリアバニッシュ!」


私の両手から黄金の光が太い束になって相手に降り注ぐ。当たったそばから相手が消滅していく。これはかなり魔力を食うが効果的だ!


「すごい!魔物が消えていく!」


「強い!これ程とは」


もう1500体は倒した。後はホーリーウェポンで斬り裂いていこう!


「ホーリーウェポン!」


相手を次々に粉砕していく。みんなも攻撃を開始した。ん?あれがボスだな!どうやらリッチのようだ。色々な魔法を撃ってくるが私のプロテクションは破れない!構わず大剣でリッチを叩き壊す。10本の大剣で相手はバラバラになった。


味方が全力で攻撃している。しばらくして相手は全滅した。こちらの犠牲はほとんどなかった。


「うおー勝ったぜー!こんなに一方的に勝ったのなんて初めてだぜー!」


「聖女様バンザイ!」


「「「「聖女様バンザイ!」」」」


戦闘は1時間ほどで終わったのだが相手の情報がないので一度テウル市に戻って来た。みんな上機嫌で祝杯をあげる者がほとんどだった。私はご飯だけ食べてギルドが用意してくれたホテルへ向かった。


「セイ様お疲れ様です。完勝でしたね!」

「お疲れー甘いの食べに行こうー!」


何気楽な事を言ってんのよ。まだ戦いは終わってないっていうのに。まあでも今日はさすがにもう戦わないでしょう。付き合って甘いのを買いに行くか。


「あ、帝国のお金がなかった!」


「えー!それは困るー!」

「ギルドでお金おろして来てくださいー!」


お金がないのは困るので両替に行ってこよう。あら、さすが大都市!近くに銀行がありそこで両替ができた。金貨3枚分交換したので当分持つだろう。


戦時下でお菓子屋さんなんてあるかなって思ったけどありました。この町はまだアンデッド共に壊されたわけではないので普通に営業してました。2人の好きなクッキーやチョコレートを買ってホテルに帰って来た。


「本当に甘いのが好きなのね」


「これは森にはない味よ!」

「イタズラと同じ位好きですわ」


何言ってんだこいつらは!部屋でくつろいでいたら冒険者ギルドから連絡が入った。明日の朝が出撃になるということだった。


先遣隊が全滅したので本隊がこのテウル市の北に集結しているとのことだった。私は仮眠を取ってから冒険者ギルドに向かった。まだ夜中の3時だがギルド内は蜂の巣をつついたような騒ぎになっていた。


この国にも転移の羽はあるから他の町から兵士が集まってきていた。これは総力戦になりそうね。ギルドマスター室に行くと今の様子を説明してくれた。


「セイ様のご活躍で先遣隊を潰された魔王軍は本隊をテウル市の北に集結させています。その数はおよそ6000体になると思われます。大将は不死者キメホーレというアンデッドです。このアンデットについての情報はありません」


「分かりました。こちらの数はどれくらいになりますか?」


「急でしたのであまり兵を集めることができませんでした。総数は騎士団と合わせて3000人ほどになります」


「それでしたら私は昨日と同じように前に出て戦いますので数が減ったら加勢をお願いします」


「しかし今度は6000体ですよ。大丈夫なんですか?」


「今度はゴーレムを全部出しますので多分大丈夫だと思います。それから敵の大将は私が倒します」


「よろしくお願いします」


北の門から出ようとしたがすでに アンデッドたちが門の外まで押し寄せてきていた。


「みんなが出られる場所を作ります」


ワイバーンゴーレムに乗り自分にプロテクション3層を張り巡らした。空から門の外に向けて強力な聖域を展開する。


「エリアセイクリッドサンクチュアリ!」


門の前に聖域ができたのでその右と左にも同じように聖域を展開させた。聖域の中にいるアンデッドはどんどん形が崩れてきている。この隙に私はゴーレムたちをマジックバックから出して行った。レッドドラゴンゴーレムを出すと味方に被害が出そうなのでそれ以外のものを出した。だんだんとアンデッド達を押し返している。門と アンデットの間が100メートルは空いたのでこちらの軍を展開してもらった。


「くけけけけ!あのワイバーンに乗ってるやつは誰だ。あいつが出てきたらうちの連中がどんどん消されてるぞ」


「キメホーレ様あれがタンニドラを倒した王国の聖女ですよ!」


「くけけけけおもしれえ!相手になってやるよ!サイクロプスゾンビとドラゴンゾンビを出せー!」


サイクロプスゾンビとドラゴンゾンビが合わせて6体でてきた。こちらはドラゴンゴーレムを10体出した。これで何とかなるだろう。あとはひたすら数を削っていこう。


「ホーリーレイン!ホーリーレイン!ホーリーレイン!ホーリーレイン!ホーリーレイン!」


今私のホーリーレインは矢が50本は出ている。人型アンデッドを浄化するには使い勝手のよい魔法だ。


あれ?あれが敵の大将かな?干からびた顔色の悪いおっさんがくけけけけ言っている。キモい!非常にキモい!私は敵の大将の前に着陸した。


ホーリーウェポンを展開しておっさんに斬りかかる。腕に金属があって防がれている。しかし腹や足を斬り裂いた!驚いたことにその切り裂いたところがすぐにくっついたのだ。こいつ切り裂いてもあんまり効果がない。私は魔法攻撃に切り替えた。


「ホーリーレイン!ホーリーランス!」


当たった所は元に戻っていない。魔法の方が効果があるようだ。相手は武闘派の大将のようだ。しきりに私に殴り掛かってくるがプロテクションを突破できないでいる。私は消滅魔法で勝負に出る。


「くけけ硬えな!破れやしねえ」


「バニッシュ!」


光の束が大将を襲う。光が左腕を包むと同時に左腕がなくなった。やっぱり消滅魔法は効くようだ。


「くけ?」


相手の全身を包むと3秒ほどで相手の大将は消滅した。周りを見るとゴーレム達がアンデッド達を圧倒していた。味方の兵たちが アンデッドにとどめを刺して回っている。しばらくして相手は全滅した。

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