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グロウ・ソウル  作者: PIERO
修学旅行編
31/57

パーキングエリアにて(修正完了)

 翌日、和貴は前日配れたプリントに従い、八時前に教室に集合するべく学校へ向かっていた。


 普段よりも朝早く起きたためか、眠そうな表情で欠伸を吐きながら和貴は学校へ向かっていく。しかし、その態度とは裏腹に和貴は今回の修学旅行を楽しみにしていた。


「姉さんのおかげで新たな目標を見つけることができた。しかし、残り半年でどこまで行けるだろうか…」


 これからの予定について考えていると、背後から声をかけてくる人物が駆け寄ってきた。その人物は昨日和貴が電話して頼みごとをした人物、竹蔵理雄であった。


「おっす!今日は早いな和貴。何かあるのか?」


「何かって、修学旅行だろ?お前もそうだろうが」


「あ、そうだった。すっかり忘れてた!荷物をもっていかなきゃいけないってことだけはわかっていたんだが、何があるのかまでは忘れてたな。ははは!!」


 相変わらずの物覚えの悪さに和貴は一瞬、呆れるが異様に明るい理雄の様子を見て和貴の表情が少し和らぐ。歩きながら理雄は続けて話しかける。


「そう言えば、昨日の相談についてだけど、いつやるんだ?ていうか、できるのか?」


「時間は大丈夫だ。俺に考えがある。そんなことよりもわざわざ悪いな。俺の相談に乗ってくれて」


「気にすんなよ。俺たちは友達だろ!なら、そんな相談ぐらい引き受けてやるって!」


 ガハハと理雄は大声で笑い、和貴は心の中で理雄に感謝する。しばらくして、和貴と理雄は学校に到着し、校門前に止まっているバスに注目した。ちょうど元帥がバスの運転手に荷物渡し、学内へと向かって行った。その様子を見て、このバスが和貴達が今回修学旅行に用いる乗用バスであると理解する。


 和貴と理雄は運転手に挨拶し、荷物を預ける。その後、二人は教室へと向かって行った。EXクラスに向かう最中、理雄は疑問を感じたのか、和貴に話しかけた。


「そういえば、なんであんな相談を俺にしたんだ?教えることに関していえば、雪花とか有樹の方がうまいと思うけど?」


「有樹は論外だ。あいつに俺の相談を聞いてくれるわけないし、何よりタイプが違いすぎる。雪花も考えたが、あいつは武器を使うからな。まだ基礎的体術ができていないのに武器の使い方を教わりそうだしな。となると、残っているメンツで気軽に相談できて体術の基礎を教えてくれる人物は理雄しかいなかったというわけだ」


「そうか!それじゃあ、みっちり教えてやるよ!にしても、まさか俺が教える立場になるなんてなぁ~。正直夢を見てるみたいだぜ!」


 それは俺もだよ。と和貴達は会話していると、EXクラスに到着した。教室に入ると既に何人かは到着していたようで、それぞれ荷物の中身を整理したり、忘れ物がないかなど確認していた。


 和貴は自身の席に座り、草部が到着するまでの間仮眠を取ろうと考え、机上に伏せ、瞼を閉じた。布団よりも固い机は本来なら寝ることに適していないが、眠気が強いときに限って、ぐっすりと眠れてしまう。その蠱惑な眠気に和貴の意識は夢の世界へ連れていかれた。


 しばらくして、学校のチャイムが鳴り響いた。和貴はその大きな目覚まし時計によって夢から覚醒し、意識を現実世界へ切り替えた。周囲を見渡すと、EXクラスが全員教室に集合した。あとは草部だけだが、相変わらず来なかった。今回も遅刻だろうと皆が思ったそのとき、ガラッと教室の扉が空き、草部が現れた。


 しかし、いつもの様子とは違い、草部の服装は買いたてのスーツを着ていた。にも関わらず、草部の目の上には青紫色の痣が作られていた。和貴はよくよく草部を観察していると、歩いている様子も右足を引きずりながら歩いていた。


「はい。みんな集まったね。それじゃあ、行こうか。時間は有限だから無駄のないように移動してね」


 それだけ言うと草部は教室を後にした。普段は早く帰りたいという意思が現れ、我先に教室を後にしていたが、今回にばかりは違うと和貴は結論を出していた。至極当然の理由。重傷だからこそ早めに行かなければ草部が遅れてしまうからである。


「な、なんか草部の様子がおかしくなかったか?それとも俺の見間違いか?どう思う炎星」


「知らん。だが、何かあったことは間違いないだろう」


 草部に制裁を加えようとしていたメンバーは草部に何があったのかを推測しながらバスへと向かって行った。他のメンバーも気になっていたが、それよりも修学旅行の方が楽しみという感情や、普段の授業態度の自業自得と割り切り同情しなかったりと、誰一人として草部のことを心配していなかった。…たった一人を除いて。


(後悔もありません。反省もしていません。でも草部先生、これだけは心の中で言わせていただきます。…姉さんが制裁を与えすぎてすみませんでした!!)


 和貴はたった一人綾華の制裁が過剰すぎたことに弟として土下座したい気分であった。


 かくして、唐突の修学旅行が始まった。和貴のように課題を見つけ、努力をするために修学旅行を生かそうとする者。知略の手札を増やすべく、本当の戦いを学習する者、半年前の襲撃で生かせなかった点を反省し、この修学旅行で生かそうとする者、遊び感覚で楽しむ者など、十人が異なる思いでこの修学旅行に参加した。

 

 だがしかし、この時和貴達は予想することが出来なかった。この修学旅行の場所が半年前の事件以上の戦場になることになるとは…。




 学校から出発しておよそ二時間。和貴達はパーキングエリアにて一時間の休憩を行っていた。


 夏休みが終わったパーキングエリアは繁忙期を過ぎ、駐車場に止めてある車の数は少なかったが、それでも様々な人で賑わっていた。


 バスで休んでいるのは草部だけだが、EXクラスのメンバーは各自で気になる出店を巡っていた。和貴もその一人であり、凍原、本郷、元帥と一緒にお土産コーナーを見て回っていた。


「ふむ。本郷よ。なぜ人は甘いものに惹かれるのじゃ?わしは理解できなんだ…」


「そりゃ、甘いものは人類のほとんどの人間にとって幸せを感じる食べ物だからじゃないか?まぁ、元帥みたいに好まない人もいるがな。凍原はどっちの人間だ?」


「俺は…冷たい食べ物じゃなければ大体は好きだな。今の時期なら、たい焼きか?」


「いや、質問の答えになってないし。和貴はどっちなんだ?」


「俺か?俺は甘いものは嫌いじゃないけど、あまり食べたいとは思わないな」


 元帥の質問から始まり、和貴達は話題を変えながら楽しくお土産コーナーを巡っていた。途中、本郷は会話の流れでこの場にいる男子だけだからこそ聞ける話題について聞き始めた。


「ところでさ。うちのクラスの顔面偏差値って結構高いような気がするのは気のせいか?」


 聞かれた三人は一度立ち止まり、三人は考え始める。しかし、意外なことに最初に返答したのは元帥だった。だが、当の本人は首を傾げ、本郷の質問が理解できていなかったように見えた。


「本郷よ。そもそも、顔面偏差値とは何じゃ?儂はそのような言葉は初めて聞いたぞ」


 やはり理解できていなかったか。本郷は心で呟き、少しがっかりした。その間に凍原は元帥にわかりやすく質問の意図がどんな内容であったのか伝えた。


「要はイケメン美人が俺たちのクラスに多くないか?っていう話だ。この意味なら理解できるな?」


「なるほど、理解した。だが、外見整っていることに一体何の意味があるというのじゃ?」


 非常に機械的な返答に本郷は爆発したかのように自身の考えについて熱く語り始めた。


「お前って奴は!男子の性っていうものを理解できないのか?男子はな、周囲の女子のことを考え、自身の欲望を満たすことに特化している生き物なんだよ!つまり、可愛い女子がいればその分自身の妄想の世界が広がるということだ!想像してみろ、可愛い彼女がそこにいる感覚を!手を繋いで町の中を歩く感覚を!俺は!そういう想像が!大好きなんだ!勿論、想像だけでなく現実の女性に対してもいつか妄想と同じようにしたい!因みに俺が普段から考えているのは雪花とか叶とかと一緒にいることを考えて町の中をぶらつき「おい、本郷。そこまでにしたほうが…」何言ってんだ和貴?俺の語りはまだ止まらないぞ?えっと、そうそう、町ににぶらつき、そのあと一緒に飯を食うんだ。それから言っておくが叶は曖昧だが、雪花の妄想はほとんど問題ないぞ。なぜならゴールデンウィークで一度だけ一糸纏わぬ…って!!!痛てててててて!!!首!首がもげる!!!」


「そうだね。首を跳ね飛ばすつもりで握ってるからね。うん」


 熱く語っていた本郷の後ろには笑顔で本郷の首を掴んでいた雪花がいた。和貴はため息を吐き、元帥と凍原はいつの間にか遠くに避難していた。自分の立場を理解した本郷は三人に助けを求める。


「あのー。助けてくれますか?」


「断る。身から出た錆…いや、この場合は身から出た妄想と言っておこうか。あの世に行っても元気でな本郷…」


「ウソ泣きやめろ和貴!というか、今の状況でその冗談はまじでシャレにならないから!!」


「別れは済んだし、行こうか本郷。大丈夫。すぐに楽になるから」


 情けない悲鳴を上げながら本郷は雪花と共にどこかへ連れていかれた。途中、抵抗しようと本郷は暴れていたが、雪花が本郷の首を強く握り、しばらくして動かなくなった姿を見たときは残された三人はぞっとした。


「そろそろ時間が時間近いし、バスに戻るかの」


「…こんな状況でよく平常運転できるな。その精神力がうらやましいよ」


 凍原の一言に和貴は心の中で同意すると、三人は余裕をもってバスに戻っていった。なお、本郷はあの後、制服を脱がされ、『私は人類の恥です。』という紙が額に張られ、バスが出発する時間ぎりぎりまで放置させられたそうだ。




「にしても、やっぱりパーキングエリアのご飯はうまいな!!いつまでも食べれる!!」


「理雄君には負けますが同じ意見です。私も甘いものならいくらでも食べれそうです」


 テーブルの上にどっさりと乗せられている食べ物の中に座っている人物、竹蔵理雄と霧和千尋は互いに好物を貪っていた。


 互いに趣向は違うが、大食いをしている二人の様子に周囲の人に注目を集めている。しかし、二人はそんなことを気にせずにただ食べ物を食べることに集中していた。


「今更ですが、よくそんなに食べれますね。私ならすぐにおなか一杯になってしまいますが…。一体どこにそんな量を入れる胃袋があるのですか?」


「わからん!でも入ってるならいんじゃないか?それにそのセリフは俺もだよ。そんな小柄なのによくそんなに甘いものを食べれるよな?普通に太らないか?」


「ム。太るとか目の前に女性に向かって少し失礼だと思いますが…。一応補足しますが、これは別腹です。だから太らないと考えてください」


「なるほど、別腹か!理解できた!それなら入るのは当然だな!」


 しばらくして、二人のテーブルの上に置いてあった食べ物はなくなり、満腹になった理雄と霧和は胃袋を休めていた。いつの間にか周囲の人はどこかに行ってしまう、完全にリラックスしている最中、一人の人物がその机に座ってきた。


「あれ?有樹君じゃないですか?一体どうしたんですか?」


「昼食だ。というか、お前ら目立ちすぎだ。馬鹿なのか?」


「言われてみれば俺は馬鹿だな」


「お前には聞いてない暴食の化身。お前が馬鹿なのは皆知っている」


 有樹は休んでいる理雄と霧和の机に座る。しばらく有樹が昼食を食べていると、理雄はおいしそうに見えたのか、有樹の昼食をずっと見ていた。その視線に気づいた有樹はあえて無視し続けた。


「…なあ有樹。一口だけもらってもいいか?」


「ダメに決まっているだろ。お前の一口は俺の思っている一口とは意味が違いすぎる」


「チェー。まあいいや。ところでなんだけどさ、霧和と有樹って付き合ってんの?」


 唐突な質問に有樹はフンと鼻で笑い、理雄の考えを否定し始めた。


「何を根拠にそう思うんだ?とうとう人間から猿に退化したのか?」


「なんというか、二人が一緒に行動することって多いような気がするんだよね?まあ単純に相性がいいっていうわけでもないし…なんかこう…言葉で表現できないな…」


「証明できないなら。俺が答える義理はない」


「なら霧和に聞こう!それでどうなんだ?」


「確かに()()()()()()()()()()()()()()?それがどうかしたんですか?」


 霧和が言った理雄の質問に答えた。その直後、有樹は理雄以外に聞かれていないか周囲を確認する。その態度を見て理雄は事実であったことを理解した。


「千尋、なんで言ってしまうんだ?」


「一人ぐらい言っても問題ないです。特に理雄君は約束は絶対に守りますので。何なら、今すぐに約束したらどうですか?」


 有樹は霧和の意見を尊重したのか、有樹は理雄に向かって小声で話しかける。


「…理雄。秘密にしてくれよ?うっかり口が滑ったなんてことがあったら俺はお前を許さないからな。特に草部には絶対に言うなよ。かなりめんどくさいことになるからな」


「心配するな!!物覚えは悪いが、約束を忘れたことは決してないからな!絶対に言いふらしたりしないよ!それで、いつから付き合っていたんだ?」


 理雄の疑問に有樹は質問に答えるかどうか霧和にアイコンタクトする。霧和は黙って頷くと有樹は霧和との出会いについて語り始めた。


「俺と千尋は中学が同じだったんだ。最も、俺と霧和は学年が違うから廊下ですれ違う程度しか会わなかったがな。だが、本格的に出会ったのは千尋が廊下で倒れていた時だったな。そのころから千尋は俺についていったんだ」


「最初はお菓子をもらえる素敵な人物程度にしか思っていませんでしたが、話す機会が多くなるにつれて、ぶっきらぼうだけど実は私のことをよく見ていてくれる人だと知ったのです。だから私は頑張って有樹君に近づくために努力をしていました。そして、この学校に入学して間もなく私は告白しました」


「無論、断ったけどな。だが、それでも負けずに千尋はガンガン攻めていったからな。流石に俺もそこまで鈍いわけじゃないからな。だから、俺は千尋に『俺を惚れさせてみろ。そうすれば彼氏になってやる』って言ったんだ。結果は…まぁ、察しろ」


 有樹の顔が赤くなっている事実に理雄は驚きを隠せなかった。人前では傲慢でプライドが高く、しかしなお相手のことを認める有樹が今目の前で恋人を前にして幸せそうな表情で語っている。こういう一面があることを知った理雄は新たな一面を見ることができて得した気分になっていた。 


「…もういいだろ。そろそろバスの集合時間だ。俺達も戻るとしよう。…本当に言うなよ?」


 最後に一言残し、有樹は先にバスへと向かっていった。残された霧和と理雄は有樹が立ち去ってから向かおうかということした。その際、理雄は霧和に一つの疑問を問いかけた。


「そういえば、霧和はどうやって有樹を振り向かせたんだ?一度は断られているのに?」


 その答えに霧和はにやっと笑い、理雄に自信満々で答えた。


「愛の前に越えられない壁はないのです。言っておきますが、私の能力は一切使ってませんよ?」


 そういって霧和ははぐらかし、先にバスへと向かっていった。残された理雄は天井を見て大きなため息を吐く。視線を窓に変え、空でも眺めようかなと考えた矢先、服を引っ張られた理雄は反射的に振り返る。そこには、理雄の友人である炎星と後輩の叶の姿があった。


「どうした理雄?珍しく冷めているな」


「炎星先輩、竹蔵先輩。そろそろバスが出発しちゃいます。早く行きましょう!!」


 焦っている叶の意見に同意し、理雄は席を立ってバスへと向かっていく。途中自動販売機を見つけ、飲み物を購入する。普段なら間違いなく炭酸ジュース類を購入するが、今回ばかりは違った。理雄はボタンを押し、ブラックコーヒーを購入した。


「…なんとなく、コーヒーを飲みたくなる気持ちが理解できたよ」


 飲み終えた理雄は切り替えたように普段通り明るい気分でこの気持ちをはぐらかし、バスへと戻っていった。




 バスのからEDクラスの生徒が全員出て行ったことを確認した草部はスマホで誰かに連絡を取った。


「もしもし俺だ。…うん。じゃあ、そこで待っていろ。そこに向かう」


 通話を切ると草部は傷んだ体を起こし、パーキングエリアへ向かっていった。道中、歩くたびに体から鈍痛が響き渡り、昨日の出来事を思い出していた。


(くそ…。まさか綾華から呼び出しを食らった挙句、ぼこぼこにされるとは…。今度和貴に八つ当たりでもしてやろうか)


 外に置かれていた机の上に新聞紙が一枚置かれていた。その座席に草部は座り、新聞紙に挟まれていたスマホを手に取り、通話を始めた。


『堕天の地は?』


「失楽園」


『オーケーだ。草部、わざわざ出てもらってすまないな』


「一体どうしたんだ?こんなややこしい方法で連絡するなんて。…何かあったのか?」


 しばらくすると電話は無言になり、一拍置いた後、電話の連絡主は草部に連絡を始めた。


「・・・さて、ここなら話し合いができるだろ?いい加減出てきたらどうだ。」


『国内監視官から連絡があった。現在、龍神族しかも『バハムート』がこの国内のどこかに上陸している』


「おいちょっと待て冗談だろ?なんでバハムートが上陸しているんだ?」


『原因はこちらでも解析中だ。現在雷神卿率いるえりすぐりの部隊で捜索中だ。だが、これは俺の勘だが、もしかしたら狙いはお前が担当している生徒かもしれない』


 草部は頭を抱えた。バハムート。それは龍神族の中でも頂点に君臨している人物である。対等に戦えるのは天災の英雄の中でも上位の人間だけである。そんな化け物が自分の生徒を狙っていると考えるだけで草部は冷や汗をかかずにいられなかった。


「俺は何をすればいい?」


「学生を全力で守れ。これはあの重力王の勅命でもある。これは私自身の命令だが、機会があるならば、バハムートを殺せ。お前なら不可能ではないだろう?三代目天災の英雄序列七番『剣聖』よ」


 ため息と共に草部は普段のやる気ない表情から変わり、戦場にいるかのように神経を尖らせたまじめな表情で電話に答える。


「了解した。この任。必ず答えよう」


 そういって草部は電話を切ると、そのスマホをそのままゴミ箱に捨てた。その直後、先ほどのまじめな表情から一変し、EXクラスが知っている普段の草部に戻った。


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