パルプグラマトン PulpGrammaton
神の贈り物によって山羊からその似姿と相成った人類は、『白の者』と『黒の者』に分かれ、紙の文化と対立の歴史を深めていた。そんな白と黒の間に居る少数派=灰の者であるサイカ・ネルレラクに舞い込む黒の頭目からの依頼は、贈り物=『パルプグラマトン』を捜せというものであった。世界終末の兆しが陽光に乗って注がれ、合わせる様に白の代理人も動き始める最中、サイカは守護悪魔モノ=クロームと共に、唯都グァラ=グァラ探求へ赴く――彷徨える彼の行く先に、求めるものはあるのだろうか。【空想科学祭2010参加作品】
Y.辿り着かぬ天上の戯言
2010/10/02 13:52
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1.山上の羊達の都市
2010/10/02 14:14
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2.単彩螺鈿の死者と悪魔
2010/10/02 14:35
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3.忘却図書館蜜月旅行
2010/10/02 14:50
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4.先の手紙のその中身
2010/10/02 15:09
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5.この世の限り
2010/10/02 15:21
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∀.あのエチオピアの空の下で
2010/10/02 23:43
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