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ファンタジーな辞書  作者: 水得 鼈
6/6

よく聞くけど、ルーンって、なぁに?

きつかったお

出身地 北欧神話

使用された場所

北欧を中心とする東は黒海から西はグリーンランドまで


 『ルーン』という言葉を知って居るかい?

 ゼロの使い魔などでは魔法文字のことであるのだ。

 ルーンとは魔力を秘めた文字としてしてのイメージが強いと思います。

 最近は魔法に使う文字や記号もすべてルーンと言うらしいですが……

 しかし、実際のルーンはゲルマン民族が使っていた、アルファベットのようなものなんだ。

 だけども『ルーン』という単語自体に、秘密、奥義、ささやき、神秘といった意味がありましたから、魔術に使われたのは当然なのかもね。

 『ルーン』の正しい使い方は、物にルーンを刻むことです、それによってルーンは絶大な力を発揮するんだ。

 さらに『ルーン』と言う物は、時代によって少しずつ変化しているんだ。

 一番古いのは、ゲルマン共通のフサルク《futhark》と言われている。

 これは未だに解明されてない事が多い物でも在るんだ。


 さて、ここからが本番

ルーンはもともと、いくつかの特徴が在るんだ、それはラテン文字(英語の祖先みたいな感じ)のように一文字一音を表して、居るのにそれぞれに固有の意味が在ることなんだ。

 それに故に、その文字を単体で使っていると言うこともアルでしょう。

 また、紙にかかれたのでは無く、木や骨に刻まれたと言うことも一つの意味があります。

 それはルーンが紙に書くより、物に刻むのに適した文字になったのでしょう。

 これは石碑、金貨、留貨、武器、槍先、護符など多くの物に刻まれたんだよ。

 しかし、何故これほどルーンは物に刻まれたのだろう?と思うかもしれない。

 それは彼らが崇める神に理由が在ったんだ。

 オーディンと言う名の神です。

 彼は戦場を駆け抜ける勇ましい戦の神であり、高位の魔術師出もあったからです。

 彼は元々は、このような力は持っていませんでした。

 異常と言うべき向上心と絶え間ない努力によって様座な力を得ました。

 ルーンもその一つです。 北欧では元々の魔術は女神の物で、オーディンでも魔術は使えなかったんだ。

 そして、オーディンに魔術を教えたのはフレイヤと言う女神です。

 しかし、彼女が教えたのは、ガルドル(galdr-呪歌)と呪文を中心とした魔術です。

 オーディンはそれには満足せず、新しい魔術を手に入れるため、気が狂ったような方法します。

 それは『風の吹きさらす樹に、九夜の間、自らの体に槍を突き刺し、さらには自らを吊し上げ、自分自身に自分自身を生け贄を捧げた』のです。

 さすが、神様!

 人間の常識などお呼びもしないぜ!


 ちなみに、その時は呻きながら、下を伺っていたら、ルーネ文字を読み取り、吊してた物が切れて落下

 ベストラの父、ベルソルの音の高い息子達から、九の魔法の歌を習い、オーズレリルの宝の蜜酒を一気飲みをした。

 そしたら、何故か知らないが、元気になって、魔法を覚えた、ついでに仕事も増えた。

という事があったんだ。

 神様ってすごいんだねというお話でしたね。 さて、実はルーンは普通長々と物に刻み込むのは、ルーン魔術としては本当の使い方ではないんだ。

 それは効果のもっとも高い物の正確な場所に必要なルーンを刻むだ。(オーディン大先生が言うのだから間違いない!)

 さらにはルーンには一文字一文字に意味と効果があり、それを正しく刻む事が大事なのです。

 剣などに治療のルーンをつけても邪魔なだけですがね!

 まあ、つまりはたった一文字だけでも、それが正しいルーンを刻めば強大な力が手には入るわけです。

 それに木などにも一文字刻むだけでよいので、とっさの時にも使う事ができます。

 さあ、皆さんも魔術を刻みましょう!

次はいつになく長い気がしますわ

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