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荒唐無稽ビビッドハイスクール!  作者: SAI-X
第四話『最強最悪の敵』
19/88

#18

―刃野家―



「よっしゃ、テンション上がってきた。首を洗って待ってろよ、期末試験!」




エリカから貸してもらったノートと教科書――というしかるべき資料を参考に、俺はさっそくテス勉に取り組んでいた。

いやあ、分かりやすい。シチュエーションもよかったし至れり尽くせりだね。





「……トランザムッ!」



トランザム、それは一時的にスペックを3倍に上げ火力や機動力を向上させる『切り札』。

詳しくは、機動戦士ガソダム00を見てちょ。




トランザムしたおかげでスラスラ進むずら。

さしずめ、エリカのノートと教科書はオーライ○ーだなっ!






……と、このようにトランザムっちゅーもんはすごいのだが効き目が切れるのもはやい。

サラマンダーよりはやーい!



スペックが低下し装甲ももろくなる……。よーするに、パワーうpの反動で弱体化してしまうのだ。

と――――っても危険なのだ。









「つ、つかれた。お茶とおかし……」





みんな、確かに勉強は大事だけど無理しちゃいけないぞ!

こまめに休憩入れながら、じっくりしっかりやっていこうぜ。





―翌日―



「めんどくせー、ド○キーやろーっと」



1日休む。



―翌日の翌日―



「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」



1日がんばる。



―そのまた翌日―




「だりィー、久々に詰んでたト○プリでもやるか」



1日休む。いいじゃん、ちょっとぐらいサボったって。高校生だもの。



ー翌日の翌日のそのまた翌日ー



「一夜漬けだああああああ!!」



最後の手段・一夜漬け。

ハイリスクだが、期末の勉強をサボったからにはやらねばならぬ。ならぬと言った!







―運命の当日―


マサキ「チクショオオオオ!くらえ期末試験!新必殺一夜漬剣!」

期末「さあ来いマサキイイ!オレは実は一回ペン回しされただけで落ちるぞオオ!」

(ザン)

期末「グアアアア!こ このザ・難関と呼ばれる期末テストが…こんな小僧に…バ…バカなアアアアアア」

(ドドドドド)

期末「グアアアア」

中間「期末がやられたようだな…」

卒業「フフフ…奴はテストの中でも最弱…」

新司法「人間ごときに負けるとはテスト四天王の面汚しよ…」

マサキ「くらええええ!」

(ズサ)

3人「グアアアアアアア」

マサキ「やった…ついにテスト四天王を倒したぞ…これで就職試験のいる指導城の扉が開かれる!!」

「よく来たなソードマスターヤマト…待っていたぞ…」

(ギイイイイイイ)

マサキ「こ…ここが指導城だったのか…!感じる…ベルゼバブの魔力を…」

就職「マサキよ…戦う前に一つ言っておくことがある お前は私を倒すのに『面接』が必要だと思っているようだが…別になくても受かれる」

マサキ「な 何だって!?」

就職「そしてお前のPCはやせてきたのでお前の部屋へ解放しておいた あとは私を倒すだけだなクックック…」

(ゴゴゴゴ)

マサキ「フ…上等だ…オレも一つ言っておくことがある このオレにうっかり消してしまった画像フォルダがいるような気がしていたが別にそんなことはなかったぜ!」

就職「そうか」

マサキ「ウオオオいくぞオオオ!」

就職「さあ来いマサキ!」

マサキが内定もらえると信じて…! ご愛読ありがとうございました!




えっと、すまん。分かりにくいので噛み砕いて説明しよう。

三行でね。





・エリカにノートと教科書を返却

・テストはスラスラ解いてやった

・あとは結果を待つだけだなクックック




ざっとこんなもんだ。

あ゛ー……これだからテストはヤなんだ。ただでさえ普段使わない頭をフル稼働させなきゃならねーんだぜ?

めんどくせぇったらありゃしない。





そうだ、帰ったらゲームしよう。

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