【歌詞】ぬくもりマフラー
ー…黒に浮かんだ 星が一つ
瞬きするとき 震える誰かが一人
少し遠くで そっと覗いている 誰かが一人…
そろそろ 約束の時間だ 君は
もう 待ってくれてるかな?
針は円を描いてまた 同じ軌道上たどる
走り出さない程度 少しだけ早めに歩いた
大切な夜に 逢いたかった
誰より大切な 君の その元までー…
光のイルミネーション 彩った
街並みの人込みを少し 外れた
木陰の下に君を 見つけた
でも出しかけた君の名を そっと も一度ポッケにしまった
祈った 見つめて見上げた
十二月の 雪落とす黒に
これ以上 降りつづけないで
踏み出せない ここから見えた
君の震えに 気付いていても
握ったマフラー さえ かけてやれない(僕は…)
カッコイイせりふなら 持っている
かけてあげられるものだって 持っている
残ってるのは ただそれを
リアルにするための たった一雪分の勇気
去年も二人 黒を見上げた
変わらない寒さに 覚えていた…
君は作り笑いで 笑ってた去年の同じ日も
冬ってホント 寒いよね? ホント さむいね…
かすかな笑顔の その奥が
揺れているって… 震えてるって… 気付いていたのに…
心まで 降り積もった雪は
溶かしてあげられない ままだったから
今年も同じ 雪が降る
触れるととけて 伝って落ちる水
そう 雪はとけるんだ
たとえ 素敵なコトバ じゃなくてもー…
カッコイイせりふは いらないよ
ふたつ 寄り添いあえる温度があるなら
後は 一つにくるむだけ
包んだ中で ぬくもりは交じり合う
積もった雪は 距離のない 二人の間でー…
ー…黒に浮かんだ 星が二つ
一つ目が流れた空 見上げる誰かが二人…
肩を寄せあって 一つにマフラーにのせて
今夜が生んだ魔法に かかるように
………今夜は 一緒に 笑おっか……
心まで冷え切ってしまいそうな寒さを溶かしてくれるのは
寄り添いあう 触れ合う君からの あったかい温度




