34/87
【詩】おかしな人
なんで誰も分かってくれないのって 理解されたくて
でもぶつかり合うのは怖くて
近づきたがってるのに遠ざけてたんだ
誰かといると目が気になってさ 妙に気を張ってさ
結局その誰かにも気を遣わせてしまうからさ
お互い遠慮し合うのが虚しくて ほんとにごめん
周りの目から逃れたくて ずっと隙間を探していた
気づいたら一人を好むようになっていたんだ
それでもいいや もう仕方ないやって諦めてた
―――……君に出会うまで。
君はほんとおかしな人
話はしないのになぜかいつもそばにやってくるんだ
語りはしないのに、僕の話に笑ってくれるんだ
僕もほんとおかしなやつ
誰にも理解されないこと 誰かに愛して欲しいと
諦めたはずなのに、君にはわかってほしいと願うよ
今なら分かるよ
まだ素直な自分をさらけ出せない弱い僕だけど
ただ一人 君だけが分かってくれたらそれでいいと思うよ
万人の人に分かってもらえなくてもいい
大半の人に好かれなくたって仕方がないこともある
ただ一人分かってくれたらと願うは 君
それだけでいいから
他の誰かだと踏み込まれたくないことも
君にだけは聞いて欲しいことが山ほどあるから
今の時間じゃ全然足りないよ もっとそばに
ずっとそばに




