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9話目
俺が極夜にそう言いながら極夜でブラッドの刀を弾く。
その瞬間、ブラッドの刀は錆びた。
「んー、これはどういう事かな?」
「こいつは刀や生物の力や生気を吸い取ることが出来るんだよ。まぁ限度はあるがな」
「へぇー、なかなかの悪魔だね。でも刀を使えなくしただけで勝てるとでも思った?」
ブラッドは笑いながらこちらに直線で走ってきた。
それに合わせて俺は極夜を振るう。
俺はブラッドを切った・・・・が、
「はっはー、それは幻影だよ」
後ろから俺は横腹を蹴られ、俺は受け身を取れずに転がっていき、壁にぶつかる。
立とうとするとブラッドが馬乗りになってきた。
ブラッドは俺を噛もうとする。
「くそっ」
極夜をブラッドに向けて振るうが右手で弾かれる。