第167話 まさかの浦島式?
取り敢えず海を探検するなら海対応種族の案内が必須になりそう。
う〜ん、上手く行けばシズネさんの初期地である人魚の里に行けるかと思ったけどはやめていた方がいいかな?
流石に地図が無くコンパスも無い状態のまま海で迷子になったら帰れる自信がないよ。
一応転移陣はあったので登録しておいたから来る分には楽なんだけど、さっきいた砂浜へは自力で帰らないといけないのが不便かな、あの場所の散策はあまりしてなかったし。
「そう言えばザガさんって人魚の里の場所を知ってたりしますか?友人の人魚から通行証を貰ったんですが場所がわからなくて。」
「うん?人魚の里?」
ザガさんに尋ねてみるとう〜んと何かを思い出そうとするように考え込み始めた。
あれ?もしかして何か知ってるの?
「人魚の里、う〜ん昔何かで聞いたような気がするべ………、確かある場所でモンスターが案内してくれるとかなんとか。」
「モンスターが案内ですか?」
「そうだべ、…うん!思い出しただよ、確か変わったカメカメが案内してくれるとか聞いたことがあるべよ。」
カメカメって確か掲示板の話だと名前の通り亀系モンスターでウミガメがモデルのヤツだよね。
う〜ん、まさかの浦島太郎と同じ切っ掛けだったりするのかな?
砂浜でイジメられるカメカメを探すって難しくないかなソレ、まあそうと決まった訳ではないけど。
「そのカメカメってどこに居るかわかります?」
「それがそんなカメカメは全然見たことないからただの嘘話じゃないかっていわれてるだよ。」
「なるほど、そうなんですね。」
最近まで住人は引きこもり生活だった訳だし、今はどうなっているか分からない感じだねこれは。
これは一度来た浜辺に戻って様子を確認する方がいいかも、話を聞いた事でフラグがたったかもしれないからね。
「ザガさんお話ありがとうございました、あの〜それと申し訳ありませんが、今から元いた浜辺に帰りたいんですが案内お願いしてもいいですか?帰れる自信がなくて。」
「おっと、それは大変だべ、さっきの砂浜なら分かるから準備が良ければ送るだよ。」
「ありがとうございます、準備は出来てます。」
「なら、砂浜までいくっぺよ〜。」
無事ザガさんに砂浜まで送ってもらい、テントでリスポーン地変更をしてからちょっと休憩。
改めて海に関する情報が掲示板にないか確認している最中にピコンと通知が。
おや、シズネさんからの返事が返ってきたみたい。
さっきの答えとは別に特殊ワールドイベントがどうだったのかも気になるよね。




