第165話 シオンの里
「ようこそ、シオンの里へ。」
里の入り口にいた兵士な魚人さんと挨拶をしたあとザガさんに取り敢えず宿を案内してもらってリスポーン地を変更。
それから再びザガさんに里内を案内して貰って海産物を大量購入することも出来たし、来てみて良かった。
えっ、料理をするのかって?
食べ物を粗末にする気は私にはないよ、精々元の海岸に戻った時に塩コショウで味付けしてバーベキューするくらいだよ。
他は宿の食堂なんかに持ち込んで料理をしてもらうんだよ、私に料理を期待しないように。
ん、ちょっとユエ何食べてるの!?
海藻って植物だったっけ?海草?うん??
他にも綺麗な貝殻で作られた小物やアクセサリーや、海草?の繊維と魚系モンスターの鱗を組み合わせた背中の部分がひらいた淡い水色と白のグラデーションのワンピースっぽい服などを購入。
戦闘には向かないヤツだけど色が好みで綺麗だからついつい購入してしまった、リーズナブルだったしパジャマ代わりにはいいかなって、今まで宿にいる時アオザイ装備が無かった時は装備外して寝てたから下着姿だったんだよ、軽鎧なんて付けて寝てられないからねゴツゴツして、いやそもそも羽根が邪魔だから横向きにしか寝れないけど。
ザガさんのお陰で満喫できたからお礼に地上の植物や果物をプレゼントしたら凄く喜ばれた。
旅人が現れるのはいいが、里から出ていったらなかなか里には帰って来ないんだって。
昔の様に地上と交易したいけど住人じゃ遠くまで行けないし、旅人に相談したくてもすぐにいなくなるからなかなか進まないらしい。
う〜ん、掲示板にはとあるの旅人が魚人種族の進め方を書いてるものがあって初期地が海の場合は経験値が低くて旨味がないから、別の場所を探すのを推奨してるみたい、確かにこの里の周りは熱帯魚みたいな小さなモンスターが多いみたいで経験値も微妙だったから、一概には間違いとは言えないかな。
ザガさんと海に入ってすぐはそこそこ強そうな魚モンスターがやってきてたけど、里に近づくにつれてモンスターのレベルは下がってたから。
まあ海での身体の動きを考えて低いレベルだったと思うんだけどね、それが不満だったということだろう。
コミュ症の私でも住人とコミュニケーションは大事だと思って頑張ってるのに他の旅人はやらない人がもしかして多かったりするの?
住人と話して手に入る情報は重要な事が多かったりするのに?
嘘でしょ!?だから今回の特殊ワールドストーリーの参加資格条件がアレだった?
少なくとも攻略組と検証班は一部を除きそういう傾向ですね、残念な事に。
エンジョイ組も1人で自己満足が多くて自己完結しがち。
ソラちゃんみたいなマイペース組が条件クリアしてる人が多い。
ちなみにシズネさんやコミュ強なアリババさんは条件クリアしてます。
小人は住人を隠れて助けている為住人の認知度が低く、吸血鬼は物理的に住人と遭遇しにくい為条件が達成されてません。




