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第163話 みんなで海水浴?


 「ところでコハク達って塩水は大丈夫なの?」

 「キュ?」


 海に来たのはいいんだけど、すっかり忘れてた。


 コハクとプリンは大丈夫そうだけど、他は大丈夫なのかな?


 ユウヒは気にせず犬かきで泳いでるから大丈夫なんでしょう、氷が混ざってるからかな?火属性はどうした…。


 ユエは植物で塩が苦手なのか海には入らず砂を蔦を使って何かを作っている、たぶんお城かな?


 シエルは羽を濡らしたくないのか私の頭から離れないね。


 コハクはどこぞの鳥の様に空から海に突っ込んは飛び出してくるという謎な遊び方をしてるし、プリンはなんだろ?たまに寄せてくる波に向かって突撃したと思ったら、いつの間にか持ってた木の板でサーフィンモドキをし始めていた。


 この中で1番プリンが海水浴を満喫してるんじゃなかろうか。


 ん、私はどうするのかって?


 リアルだと泳げたりしたんだけど、ゲームの中だと背中の羽根コハクとは違って大きい方だから邪魔でさ、泳げるかわからないんだよね。


 だから泳げるか試してみたかったこともあって海に来たんだ、隣にあると言う大陸は海を越えないと駄目なら念の為に泳げた方がいいかと思って。


 で、今から泳いでみようと思うからシエルはユエの方に移動してね。


ーーー


 「いや〜無事でよかったべさ。」

 「いえ、あのすいませんでした。」

 「いやいや、おらが勘違いしちまったから悪かったんだべ。」

 「いやいや、心配して下さったからなんで。」


 お互いに謝り合うとか謎の事をしている私達。


 うん、こんな展開になるとは思わないよ普通。


 はじめは私が海に入った所からで、服装は取り敢えずそのままの装備でどこまで動けるか動作確認からで、腰までは何とか入れたんだけど羽根をつける段階になるとやっぱり動かないというか、羽根が浮く。

 じゃあ背中だけ出して泳げるかと試してみたんだけど、呼吸がしずらくて試行錯誤してたんだ。


 ただそれが傍目からみると鳥か人かの何かが溺れてるように見えたんだろうね。


 通りすがりの住人魚人族の方に助けられる?ことになっちゃったんだよね。


 「だっ大丈夫かっ!?すぐ助けてやるから落ち着くべっ!!」

 「…っはい!?」


 って感じで。


 この海に来た時、旅人や住人はいないかチェックはしてたけどまさか途中、海中から住人が来るとは思ってなくてビックリしたよ。


 それから今の謝り合戦が始まったと言う訳。


 

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