第162話 特殊イベント終了
※イベント開催中 途中までシリアス注意
これでソラの師匠イベントは終了になります。
「…おいっ、聞いてたか?」
「へっ?いやちょっとぼーっとしてまして。」
いきなり現在に戻されるとは思わなくて、咄嗟に出できたセリフがコレになった自分を褒めたい。
「だから、まだレベル的にいけないがソラならいつか行けるようになるだろうって、珍しく褒めたのに。」
「まず、珍しく褒めるって言うセリフが可笑しい事だと気付いて下さい師匠。」
「えーっそうか?」
過去の師匠を見てから現在の師匠を見るとあれからいろんな思いを昇華して今の師匠になったんだなと改めて感じる。
「あれっ、そう言えばアタシに何か話したい事でもあったのか?」
「あーっと、…今の所はないです、師匠が元気そうでなにより。」
「?なんだそりゃあ。」
昔の師匠を見てきた言っていいものか悩んだ後、やっぱり言わないことにした。
もし伝えるなら、私がその国に行けるようになってからの方がいいだろう。
それに。
「師匠。」
「ん?なんだ。」
「私がその場所に行くときは師匠も連れて行きますから、覚悟しておいて下さいね。」
「!!………、ああ、楽しみにしてる。」
私の宣言に笑った師匠は今までで1番綺麗な笑顔だと思った。
ーーー
私の特殊ワールドストーリーはこれで無事に終了した。
報酬として“勇敢なる天族の記憶の欠片”が手に入ったけど、使用アイテムでこれを使えば今回体験したことがムービーとして見られるらしいけど、当分見たいと思わないよコレ。
譲渡も不可だし、本当に記念品って感じで他にはないのかと開発者と運営に問い詰めたい。
正直余りの内容の重さにメンタルがやられたので、しばらく勇者関連は保留にして今はただ心癒されたい。
どこかいい場所ないかな〜、ケット・シーの所は行ったばかりだし、別の場所はー。
「いや〜一度は来てみるものだね、絶景じゃん。」
「キュ〜!」
「…」
「タヌ〜?」
「メ?」
「!!」
目の前に広がる白い砂浜。
青い空に透明度が高い海。
そしてこちらに向かってくるヒトデモンスター達…。
………いや、最後のは要らないな。
問答無用で討伐した後、テントを張ったりしてまったりする準備をした。
シズネさんに通行証はもらったけど、今まで海に一度も行ってなかったから来てみたかったんだよね。
流石に海に長時間潜ったりする方法が見つかってないから、せめて海水浴はできるんじゃないかと思って旅人が来なさそうなシズネさんと初めて会った森から近い場所にあった海に来てます。
いや、近いと言ってもそれなりに距離があったけれど(10kmくらいかな?)レベルがそんなに高い場所じゃなかったからサクサク進めたので楽ではあったのかな?
なおこの距離を鳥に誘拐されてたシズネさんよ…。




