第11話 追及と困窮
いつも読んでいただきありがとうございます。
美織は家に帰ると、
今日聞いた話しを書き出した。
その内容を、何度も読み返して確認していた。
コンコンと、ノックの音
「はーい!」ドアが開くと愛だった。
「お姉ちゃん、中学の卒業アルバム見せて。」
中学時代から高校バレーボールで
一緒に戸陽高校に来たのは、3人,
永野 智久
野村 達也
八戸 省吾
小学生からの友達だった。
何か知ってるんじゃないかな?
誰かお姉ちゃん知ってる人いない?
「うーん…あんまり話した事ある人いないな…」
「誰かこの3人と繋がる友達いないの?」
美織はアルバムを眺めていた…
「いるかも…」
「川上 未来」
「仲良かったの?多分だけど…
3人と繋がってる気がする」
「どう言う事?」
「未来ちゃんの彼氏が、藤田真児
中学時代のバレーボール部のキャプテンだよ」
「うーん、確かに繋がりそう
3人に繋がら無くても、寸君の事知ってる可能性もあるよね…」
「だって、中学時代の話しでしょ。」
「そうだね…連絡してみるよ。」
次の週末、昔よく行った駅前のStarbucksで、
未来ちゃんと、藤田君に会う事になった。
〜 駅前のStarbucks 〜
「だから、なんでこの人がいるのよ…」
「ごめんねー、どうしても来るって聞かないから…」
ひろえが上機嫌で座っていた。
「美織ちゃん!愛ちゃん!席キープしといたよー」
席に座ると、
「なんでひろえさんが来てるの?…」
愛が冷たく言うと、
ひろえが
「愛ちゃん…こうゆー時は、1人より2人…
2人よりも3人なんだよ…」
「それはわかるんだけど…
来ないだは、ひろえさんずっと泣いてただけですからね…」
「それはごめんだけど…」
と、悲しそうに小さくなっていた…
「もう、わかったから
これ以上ひろえちゃんをイジメないで…」
そう言っていると、
入口から、手を振って川上未来がお店に入って来た。
「美織〜久しぶり!連絡ありがとねー」
明るく元気な女の子が入って来た。
「私、スタンバックスラテのアイスね!」
そう藤田に伝えて、自分は席に着いた。
「ねーねー、何?
真児に聞きたいことがあるって」
「で、こちらの方達は?」
と、言われ
「妹の愛です。」と、愛が挨拶すると、
同じように
「友達のひろえです。」と、
愛の口調を真似すると、
愛が、
「もう、ふざけてるじゃん…」と、
ひろえに当たる…
美織が
「もう…」と、ひろえを睨んだ。
「未来ちゃん、ごめんね…
藤田君に、中学時代の谷本くんについて聞きたくて…」
「あぁ…谷本くんって…凄くない!
春高見た?私めっちゃ応援しちゃってさ〜」
「同じバレーボール部だったのに、
真児なんて毎回1回戦敗けで、ホント情け無い…」
「なんの話しだよ…」
藤田が未来の飲み物を持ってきて席についた。
「藤田君ごめんね、呼び出してしまって…」
「あぁ、いいよ別に…」と、照くさそうに言った。
「あんた後で殺す!」未来が言うと、
「なんでだよ…」
「美織が可愛いから、にやけてんでしょ!」
「そんなわけないだろ…」
と、じゃれ合っていた…
「あの、中学時代に谷本くんが、
好きだった人って誰か聞いた事ありますか?」
ひろえが、冷静に問いかけた。
「誰?この子…」と、藤田が聞いたが、
「谷本って…そうゆーウワサなかったよね?」
と、未来が被せた…
「いや…この子、、」と言いかけて、
美織がもう一度聞いた
「藤田君、知らないかな?…中学時代に谷本君が好きだった人…」
「あいつは、中学時代モテなかったからな…」
と、まるで自分はモテたような口ぶりだった。
未来がすかさず
「だから、谷本くんの好きな女の子を知ってますか?
って皆さん聞いてるのよ…わかってる?」
そう言って、聞き直してくれた。
「そんなの聞いた事無いよ…」
「だろうね…あんたホントに役にたたないわ」
そう言われると、
藤田は悔しそうに、
「俺だってとっておきの、谷本情報知ってるわ」
「何よ、あるならさっさと言いなさいよ。」
美織と愛、ひろえが真児に注目した。
「実は好きな人じゃなく、
スゲー怖い女の子がいるって聞いた事がある。」
「それは実は、愛情の裏返しで実は好きなんて事あるんじゃないかな…」
「それは誰?」
全員が息を飲んだ…
「あいつ、小学生の時から
絵画教室に通ってただろ、そこの女らしい」
真児は自慢げにはなした。
「永野 智久くん、野村 達也くん、八戸 省吾くんの連絡先教えて。」
愛が感情なく聞いた。
「ちょっと、オレの情報をスルーしてないか?」
「その情報の、ラストを知ってるから、」
と、ひろえが言うと…
「なんだよ、ラストって…」
「その怖い女の子に、
頭をカチ割られたみたいよ」
「ホント…役に立たないんだから…」
と、未来が愚痴ると、
藤田はスマホを取り出して、
永野くんに電話した。
「永野、助けてくれ…」
今日の物語はいかがでしたか?
また次回 読んでいただけると嬉しいです。




