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ドラコン討伐

じゃぁまずは依頼探すか。

うーん、どうしようかなー。

あっ!これがいい。


依頼:さつまいもの収穫の手伝い

場所:南地区

報酬:700キル

さつまいものおすそわけ


依頼カードをもって早速並んだ。私さつまいも好きなんだよね。さつまいものおすそわけとか最高すぎる。しかも南地区。あののほほ~んとした雰囲気は結構好き。あ、次私の番だ。

「これお願い」

「はーい。へー、さつまいもかぁ」

「うん!さつまいもって美味しいよね」

「そうだね。はい。じゃ、がんばって。いってらっしゃい」

「いってきまーす」


依頼カードの地図をみて、依頼者のところまでいく。

「おはようございまーす。冒険者ギルドの依頼できました」

「あらまあ。ずいぶんと可愛い冒険者さんだねぇ」

「どうもー。それで、私は何をすれば?」

「あぁ、まずはねぇ」

ということで、初依頼スタート!





「ふぅ、終わったー」

今はもう夕方。私は空を飛んで帰ってる。魔力の消費はあんまりしてないけど、体力的に疲れたからね。いやー。畑仕事も大変だなぁ。私ももっと頑張んないと。でも、さつまいもたくさんもらえたし、お昼食べさせてもらったし、お金も少しだけどもらえたし、幸せ~。



「キャー!」

のんびり飛んでいたら、いきなり下から悲鳴が聞こえてきた。


「え?」

下を見ると、ダークエレファント以上の巨体をもつ、冬を思わせる白縹色のドラゴンがいた。あの色は、アイスドラゴンだ。

降りてみると、そいつは邪獣の証であるキラキラと光る黒い瞳で、私を睨みつけた。


アイスドラコンの邪体、ダークアイスドラゴン。

なんか長くてめんどくさい名前だね。


説明しよう。ダークアイスドラゴンとは、上級の上位または最上級の下位の邪獣である。アイスドラゴンという名の通り、水属性魔法の中でも氷系統の魔法が得意で、口から氷の塊をだしてきたりもする。


うーん。ダークドラゴン、てか上級の上位以上はめったに現れないんじゃなかったけ?

しかもアイスドラゴンって、もっと北の方にいるはずだよね?

まぁいっか、詳しいことはわからないけど、この国は見つけ次第邪獣を討伐するっていうのは200年前に邪人と戦い邪人を滅ぼしたっていう人たちにより禁止されてるけど、人に害をあたえてるなら、討伐してもいいからね。正当防衛だね。じゃ、いっちょやりますかー。


「みなさん。逃げてください」

まず、後ろにいる人たち、ーみたところ、両親と幼い息子の3人家族にみえるーに逃げるように言った。けれど…

「だ、だめよ!あなたこそ早く逃げて!」

「そ、そうだ!早く逃げろ!」

うーん、相変わらずこの国の人たちはいい人ばかりだなぁ。声、てか体全体震えてるのに。まあ、いいけどね。“逃げてください”ってちょっといってみたかっただけだし。ドラゴンくらいなら何人か守りながらでも討伐できる。


~ダークアイスドラゴンの倒しかた~

風の魔法で風の刃をつくります

そこに炎を投入します ※炎と風をしっかりあわせないと失敗します

風と炎の刃をダークアイスドラゴンの首めがけてぶっ飛ばします


はい、完成!では~

「Three,two,one,GO!」

風と炎の刃はダークアイスドラゴンの首めがけて音速をこえる速さで一直線!

『えーー!?』

後ろからなんか聞こえるけど、どうしたんだろう。

“ザッ” “ボドッ” “ズドーン”という切った音、首が落ちた音、ドラコンが倒れた音をたてて、ダークアイスドラゴンはあっけなく絶命した。


みなさんポカーンですね。どうするか。

「あのー」

「ハッ。あ、ありがとうございます!本当にありがとうございます!」

「ありがとうございます!あなたがいなければ、俺たちはどうなっていたか…。なにか!お礼をさせてください!」


め、めっちゃ感謝された。これは…

「で、では、私はこれで!さようなら!」

逃げるが勝ち!

「あ、待ってください!せめて名前だけでも!」

私はすぐに飛びあがった。もちろんドラコンを持って。

下からなんか聞こえたけど、無視。完全無視。

こんなに感謝されるのは気恥ずかしい。



「たっだいまー!」

「おう!アイナお帰り」

「初依頼どうだった?」

「さつまいもめっちゃおいしかった!みんなもいる?」

そういって袋からさつまいもをだす。

「おう!いるいる」

「俺にもくれ!」

みんなが集まってきたから、そのうちの1人に袋を渡して私は邪獣買い取りのところまでいった。


「アイナ、どうしたの?」

「帰る途中にドラゴンが人襲ってたから、討伐してきた」

「は?」

バックからドラゴンをだす。

『えーー!?』

ギルド中を揺らす大声が響いた。

「ド、ドラゴンは10にもみたない少女が倒せる生き物ではないのデスガ…」

なぜ敬語。そしてカタコト。

「みんな冗談が過ぎるよー」

『冗談なわけあるか!』

「えー」




-----------------------------




少年が、1つの書物を読んでいる。

「200年前、ある国の小さな村が滅ぼされたことにより明らかになった邪人の存在。それを滅ぼした当時のエスペラン王国の王太子とその側近2人、魔王太子とその側近2人、後の王太子妃である聖人国の王女は、邪人、邪獣への必要以上の攻撃を禁じた。エスペラン王国、魔人国は、いまだにそれを守っている。邪人との戦いで、7人は何を知ったのだろう」

そこで、少年から少女にひきつがれる。

「エスペラン王国、魔人国には、聖人国の王女が書いたと思われる、1つの物語が伝わっている。それは、邪獣を主人公とした物語。ただ、平穏にくらすことだけを望んでいた邪獣は、ある日、出会った人間に殺された。彼の知らない、関係のない邪獣が、人間を殺したから。憎しみからか、恐怖からか、それともただ、邪獣だからか……。彼は、名前も存在も知らない同族の存在を、行動を理由に、理不尽に、残酷に、名前も知らない人間に殺された。自分が、なにかしたのか、なぜ、殺されなければいけなかったのか、彼は今なお、問うている。人間に、同族に、己に…」

「ねぇ、僕は、どうすればいいの?憎しみでしか、生きられない。他の生き方なんて、知らない。ねぇ、ーーー、教えて、教えてよ」

「ーーー。ごめんね。ごめんね」

2人の心は、ひどく幼い。それでも、その心に悲しみと、憎しみを宿して、憎しみを、力にして、永いときを、生きていく。それしか生き方を、知らないから。

作者がどんどん敵キャラに感情移入する。

そして敵キャラの登場回数が増える。

でもまだ名前決めてなかったりする。

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