表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
`日本を救う会  作者: アクチウヌス
43/57

日本を救う会(政党日本を救う会、佐藤内閣。野球で食う見込みが消えた時どうする?)

「それに、全日制の場合、中途での転編入を、受け入れないのが暗黙の了解だ。」


「全く無理ではないが、色々条件がある。そもそも、欠員がないと無理だ。だから、かなり、難しい。」


 本田幹事長は、うーんそうか。という顔で


「それだと、どうしようもないな。簡単ではないな。」


 佐藤総理大臣は、困った顔で、


「やはり、日本の部活は問題が多すぎます。。。。。。。」


「これが、学校と切り離されていれば、部活を止めて、勉強に専念し、新しい道を切り開けばいいわけです。」


 諸田財務大臣は、付け加えるように、


「そこで、本人は、体育系の大学に進学したいと希望したようだが。。。。」


「親が反対なんだ。。。。。。問題は、就職だ。体育系の大学に進んだところで、体育教師になれるか?」


「何しろ、なりたい人はたくさんいるが、枠が少ないから。これも難しい。」


「勉強ができる方が、受け皿が大きいんだ。スポーツは受け皿がごく小さい。」


「野球というと、一郎選手だが、彼は、天才だ。もともと、スポーツは才能がものをいう。」


「努力すれば、何とかなるというものではない。」


「親のひいき目かもしれんが、中学では、文武両立だった。と言う話だ。」


「野球に打ち込むぐらいの時間を勉強に使えば、それなりの大学へ、悠々と入れるはずだというんだ。」


 本田幹事長は、首を傾げながら、


「でも、野球部を辞められないんだな。そうすると、それなりの大学へ入るのは、難しいぞ。野球、野球で学力も落ちてるというぞ。」


 諸田財務大臣は、うーんと、困った顔で、


「蟻地獄みたいなもんだ。部活が、学校と切り離されていれば、部活を辞めて、勉強に専念できるんだが。それだって、学力が落ちているから、大変なことなんだが。」


「それと、文武両立なんていうのは、中学ぐらいまでの話で、甲子園を目指すとなると、大変な練習量で、正月以外は、野球の練習をやらない日はないぞ。」


「だから、学力は、当然ながら、どんどん落ちる。」


「それだって、その高校は、5-6年に1回しか、甲子園に出れないんだ。」


 本田幹事長は、どうしたものかと、考えていたが、やがて、


「人は。神様ではない。道を誤ることもある。救済措置がないのが、問題だ。」


「この場合、部活をやめて、野球特待生もやめるが、高校へ残れれば問題ない。新たな道へ移ればいい。監督も、子供の将来を考えて、むしろ、そういう助言をするべきだ。」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ