日本を救う会(政党日本を救う会、佐藤内閣・子供の医療費・給食費無料化)
「ですから、医者に対する需要が減るだけでなく、無駄な薬もいらなくなるわけです。そういうものをすべて総合すると半分になると言う事です。」
「単純に言うと、現在、医療費が40兆円、そのうち半分が人件費だから、20兆円、そのうちの10兆円が不要になる。と言う事だ。」
「国や地方公共団が医療費として支出している金額が14兆8千億円だから、ここから、10兆円が減る。」
諸田財務大臣は、そうかと言う事で、
「それだけ金が浮くんなら、子供の医療費を全員分、無料にすることも可能だ。確か子供の医療費は総額で、4兆円程度だ。」
「医療費の内、患者負担分は14%だ。単純に考えれば、5千6百億円あれば、子供の負担分を0にできるわけだ。」
佐藤総理大臣は、賛同の意を表して、
「今、子供の貧困が問題になっています。貧しい家庭では、保険料も払えず、医者に行くことを躊躇することもあるそうです。」
「ぜひ、実行しましょう。」
本田幹事長は、それに付け加えるように、
「今、貧しい家庭では、食事も満足に取れないと言う事で、貧困家庭の割合が16%にもなるそうだ。」
「40人学級で、6-7人が貧困家庭だ。」
「子供食堂と言って、食事が満足に取れない家庭の子供に、無償で食事を提供している人もいるそうだ。」
諸田財務大臣は、ため息をついて、
「信じられんなあ?!。日本は世界1の金持ち国だぞ?どうなってるんだ?」
「で、どうしようというのかな?」
本田幹事長は、それに答えて、
「給食費を無償にしようと思うが、どうだ。」
「今、小中学生は約1000万人いる。給食費は、一人当たり年間約4万円だ。総額約4000億円だ。」
「医療費と両方合わせて、約9千6百億円。。。。。有れば足りる。問題なくやっていける。」
諸田財務大臣は、ニコニコ顔で、
「それは良いことだ。ぜひ、実行しよう。」
佐藤総理大臣は、笑顔で、
「素晴らしい。そうすれば、子供のいる家庭の負担が減り、子育ても楽になる。我々の子供のいる家庭優遇策にも合致する。」
アクチ内閣官房長官は、静かな口調ながら、笑みをたたえて、
「いやー、素晴らしい。日本は、ますます繁栄します。子供は、国の宝であり、未来を切り開くものです。」
佐藤総理大臣を始め、4人は、愉快そうに笑い、4人の笑い声が部屋中に響き渡った。
しばらくたって、諸田財務大臣は、確認するように、




