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西園寺家の余白詩二十七 『屋敷が自我を持つとき 四』

「ただいま」


その音のあと

千草を感じる

旦那様を感じる


どんなに

千草を感じなくなっていても

どんなに

旦那様を感じなくなっていても


「ただいま」とともに

感じられるようになる


だから屋敷は

その音が好きになった


─────────────

※毎日深夜に、おやすみ前の1編として更新します。

※本編『とある大正新婚夫婦の異世界転移サバイバル!日記』の短詩集ですが、

 こちら単体でもお楽しみいただけます。

※本編↓

http://ncode.syosetu.com/n4260md/

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