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西園寺家の余白詩十四 『ふたりの影』

夕暮れ時、縁側に並んで座る


庭に伸びる二人の影


千草がそっと手を動かすと


影の手が祥吾の影の手と重なった


祥吾は小さく笑い


現実の千草の手の上に


そっと自分の手を重ねた


「影だけでは、寂しいからな」



─────────────

※深夜に、おやすみ前の1編として更新します。

※本編『とある大正新婚夫婦の異世界転移サバイバル!日記』の短詩集ですが、

 こちら単体でもお楽しみいただけます。

※本編↓

http://ncode.syosetu.com/n4260md/

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