目次 次へ 1/11 『 』 ――――――――――――――――――――――――――― ここが始まり。 怪異は器と名前を求めてる。 例えば耳慣れた学校の七不思議。例えばたまたま目が合った小説。例えば仕方なしに巻き込まれた怪談。色々なところに怪異は潜んでは、何かをきっかけに増殖する。怪異は説明されたい。怪異は固定されたい。怪異は自身が収まる器と名前があれば、いつだって現実世界に侵食したい。そう、今この瞬間にも。 ここが始まり。 ありがとう。