第1161話 エンドロール
ハンバーガーの俺をアイナが食べたからな、この魔法が切れたら俺は消えるだろう。後悔はない、微塵も後悔はない。後ろからどんどんすごい人が出てくるし、俺とアイナも周りの人達に助けられてきた。
ジゼルは寿命をかなり使ったはずだが、ビルディー様が去り際に星の魔力を渡していった。借したものを返してくれたとジゼルは言っていた。この一年でジゼルが魔法学校の長になっている、諸々一から作り直すらしい。すごいプロジェクトだ。ルフレオも分けられた星の魔力によって元気にしている。今はジゼルの学校で近接魔法の講師をしている。あの人以上の適任はいないだろう。
エリノアは魔王の娘たちに漆黒線状魔力を返してからどこかに行ってしまった、ということになっている。まぁ建前だ、みんな許している。あとで判明したのがエリノアがお金好きだったのはイズクンゾが鉱物が好物で隠れて食わせていたからだったらしい、まぁ今では大商人になっているとか裏で王国の経済を牛耳っているとかいないとか。相変わらず掴みどころがない。
スーはネスとモーちゃんを連れて去っていった。ネスは気まずそうにしていたが、それでもスーは長いこと我慢していたので黙って甘えさてくれていた、カーとレスのところに戻ると言っていた。家族団欒だな。
サガオはなんと三騎士になった、名称も四騎士として変わった。マナーの盾の適合資格を再び得たヒマリも殆ど離れずに乗っているし、王国の盾としてこれから活躍していくんだろうな。他の四騎士は結構歳いってるけどまだまだ健在だ、歴代で最も国力のある状態になっているらしく王さまもご満悦だ、確実に歴史に名を残すだろうな。サガオは魔界潜入時代に生き別れた魔犬ダリアと女の子のコスモを見つけ出し養子にした。
王様に仕えていたクレアが探していた妹は、なんとギアの部下のレイラだった。再会したとき気丈だったクレアの眉が僅かに歪み、レイは破顔して泣いて喜んだ。
そしてギアだがーー




