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東方楽々記  作者: COPPE
第四章 竹林の奥の怪しい建物。つまり永遠亭
119/223

狙った物が当たると嬉しいよね

やべ。超ほのぼのになってしまったww


そして後書きまでよろしくです。



頬が温かい。


何かフニフニされてるような気がする。折角気持ちよく寝ているのに何?


それは別に苛められている訳ではなく、遊んでいるような感覚である。仕方ない。起きるとしよう。




「んん?」

「あ。もこたん起きたー」




どうやら頬を摘んでいたのはラクヤのようで、まだ手が頬を摘んでいた。


私は両手を掴むと




「こーら。そんな事したらダメでしょ?」

「だって。もこたん起きないんだもん」

「違うの。女の人の顔をそんな風にしちゃダメなの。分かった?」

「はーい……」




ふう。よく分からないけれど、こんな感じでいいのだろう。小さい子を泣かせたり怒らせたりしないように叱るのは難しい。慧音に聞いた「言い聞かせるように、小さい子が納得するように言わなきゃダメだぞ?」というのが大事らしい。




「それで?どうしたの?」

「朝ご飯作ったんだ!食べよう!」

「一人で!?」

「うん!」

「えいっ」

「あいた!」




デコピンを一発




「何するの?もこたん……」

「いいラクヤ?勝手に火を使っちゃダメ!危ないから」

「ええー。一人で大丈夫だよ!」

「ダメ!火はラクヤが思っている以上に危ないのよ?下手したらこの竹林全部燃えちゃうんだから」

「本当?」

「本当よ。だから絶対勝手にやっちゃダメ。分かった?」

「うん!」

「じゃあ朝ご飯食べましょう?ありがとうラクヤ」













さて語り手を作者に戻して


昨日言っていた通り、妹紅は楽冶の家に行く事にしたのだが……




「な、なに?あの禍々しい妖気は……」

「もこたん怖いよう……」




何故か楽冶の家から、凄まじい妖気が感じられた為に退散。人里に行く事になったようだ。


だが妹紅である。行くあては一つしかなかった。




「やっほー。慧音」

「慧音お姉ちゃん!」

「ん?今日も来たのか。仲がよさそうでなによりだ」




寺子屋である。


まあ慧音も妹紅のことを放っておけないらしく、ちょくちょく姿を現さないと、逆に慧音が妹紅の家にいったりするので丁度いいのかもしれない。




「そういえばこんな物を貰ったんだが……」

「何何?『一番くじ!一等は外界旅行券!?ハズレなし?』別にいらなくない?」

「いや。三等は中々魅力的だぞ?」

「三等?えーと。チゲ鍋十日分……いらないでしょ」

「私は欲しいんだが……」

「こんなもの五等のティッシュ十箱でいいのよ」

「まあ。行ってみたらどうだ?ラクヤにくじを引かせてみたらいいのが当たるかもしれないぞ?」

「くじ?」

「ガラガラ回して、色の着いた玉がでればいいのよ」

「えらく簡単な説明だな……」

「うん分かった!行こうもこたん!」

「ええ?やりたいの?」




結局寺子屋滞在期間は十分くらいで、地図に書いてある場所に、くじを引きにいく事になった。


楽冶は早くやってみたいのか、いつも行きたがるお店に目もくれず、里の中心に行こうと妹紅を引っ張る。




「もうラクヤ。そんなに引っ張らなくても……」

「もこたん早くー」

「はいはい。そこの人が集まってるところね」




人だかりを見つけても楽冶は止まらず妹紅を引っ張る。




「着いたー!」

「まったく……はいラクヤ。これをあのおじさんに渡すのよ?」

「うん!」




カランカラン! と。くじ引きの券を渡している時にベルが鳴る。




「ついにでたよ!今回の一等賞!おめでとうございまーす!」

「あら?もうでちゃったんだ。まあ私達は別に何も狙ってないけれど」

「もこたん!早くやろう!早くやろう!」

「しょうがないわね。行きましょうか」




特に何も狙ってないが、券があるから引こう折角だし。というやつである。


できれば五等がいいのだろうが……




「はいおじさん!」

「お。ぼうや。さっき一等はでてしまったけど、二等三等はまだあるからな。頑張れよ!」

「うん!」

「ほら。ラクヤ。ここを持って回すのよ」

「もこたん一緒に回そう!」

「ええ。いいわよ」




二人で一緒に取っ手を持ってガラガラ回す。

そしてでてきた色は……















「これが当たれば上出来よ」

「そうなの?もこたんが喜んでくれるならいっか……」




結局当たったのは五等。慧音に五箱寄付して帰宅する二人であった。













「チゲ鍋……」


皆さんありがとうございます。


えー。この度。東方楽々記は・・・







100万PVを達成しました!


いや、何とか20日までに間に合いましたね。これでどこに移転しても100万PV達成記念小説が書けます。


何とか考えて100万PVに相応しい小説を・・・無理だ。私にそんな技術と文才は無い・・・


今まで読んでくれた方。また、これから読み始め、この後書きを読んでくれるかもしれない方の為に一言


本当にありがとうございます!

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