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東方楽々記  作者: COPPE
第四章 竹林の奥の怪しい建物。つまり永遠亭
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気が付いたらありました

あと1週間ですね。

そろそろ移転先を決めましょう。


もこたん過去話終了です。



「あーもー!どうして負けるかなあ!」




負けた負けた。何故か知らないけれど、今日は薬師まで参戦してた。


因みに輝夜には勝っている。薬師に負けたのだ。

殆ど戦った事はないけれど、あの薬師が強いというのは分かっていた。

最初に輝夜と戦った時の疲労があったといえばあった。だからといって、あそこまで惨敗するとは……




「何であんなに動きを読まれたのかしら……」




対薬師 を考えながら帰路につく。もうちょっとで私の寝床……?




「あれ?」




私の寝床が綺麗さっぱり無くなっている。屋根も。食糧も。鍋も。




「ど、どこ!?」




一旦引き返してみたりするが、間違いなくこの場所であっている。

じゃあ何故寝床が……




「輝夜あああ!!!」




決まっている。こんな事するやつは十中八九あいつしかいない。

どうせ戦ってる間に兎どもにやらせたんだ!


そう思って引き返すことにした。












「輝夜!!!」




永遠亭に乗り込んで叫ぶ。


すると、前の襖からのそのそっと輝夜がでてきた。




「何よ。今日の殺し合いは終わったでしょ」

「私の寝床をどこにやったのよ!」

「……はあ?」




呆気にとられたような声と表情の輝夜。

あれ?これって……




「あれ?もしかして違った?」

「全然知らないわよ」

「そ、そう?何か悪かったわね」

「仕方ないわ。私だって何か無くなってたら、てゐかあんたかと思うもの」




今回ばかりは仕方がない。私が明らかに悪いから。




「次は薬師にも勝ってやる!」

「ふん。先に私との2勝差を埋めてみなさいよバーカ」

「な、お前の方がバカだバーカ!」

「は?何言ってるのバーカ!」

「バーカバーカ!」

「バーカバーカ!」

「⑨⑨⑨⑨⑨!」

「それは一定の人物にしか使っちゃダメでしょうがバーカ!!!」
















再度帰路につく。我ながら情けない罵り合いをしてしまったと反省……はしないけれど、明らかにバカ二人な光景であっただろう。




「ふう。何だかんだ二人ともバカというか……」




こういうのは後に気付くのは簡単なのである。ああ恥ずかしい。




「けど口でも輝夜には……負けられな……」




結局輝夜が、寝床を撤収した訳では無かったようで……

なぜなら




「え?」




そこに小屋が建っていたからだ




「え?え?」




確かに一回帰ってきた時には、まだ建っていなかった。

とりあえず得体が知れないので周りを見てみるが、特に何も無い。


ガチャッ と音がしたのでドアの方を振り向くと、そこには楽冶の姿が。




「あれ?楽冶?」

「何やってんだ?早く入れよ」

「え?だってコレは?」

「いいからいいから。今日は宴会だぞー」

「はあ?」




楽冶に手を引かれ、為されるがままに家に引きずり込まれる。


そこにいたのは




「遅いぞ妹紅」

「何やってんのよ」




慧音に輝夜。そして永遠亭の主要メンバー。そして何故か酒呑童子の伊吹萃香。


私は訳が分からず、立ちっぱなしだった。




「何やってんだよ。座れよ」

「う、うん」




促されるまま楽冶の隣に座る。反対側は輝夜だけれど……

他のメンバーは割とはしゃいでいるようだ。

仕方が無いから、思い切って聞いてみる事にした。




「で。これは何?」

「お前の家ができたから っていう宴会。建築記念」

「何よ建築記念って……」

「それはどうでもいいだろう。輝夜にも感謝しとけよ?実は協力してもらってるんだから」




薄々感じてはいたので、しぶしぶ振り向いてみると




「ふふん」




偉そうに胸を張ってる輝夜の姿が




「楽冶。これはお礼を言う必要があるの?」

「俺も多少言わなくてもいいと思ったが言っておけよ……」

「うう……」




まだ踏ん反り返ってる輝夜に渋々。本当に、ほんっとーに(…………)に渋々お礼を言う。




「輝夜……」

「何?」

「そ、その。何て言ったらいいか分からないから、そんなに凝った事は言えないけれど……あ、ありがとう」



慧音以外の人にお礼を言うのは久しぶり……最近楽冶にも言ったかな?

輝夜は目をパチクリさせた後、ニヤケ面になり




「何がありがとうなのか、言ってくれないと」

「う……家を建てる為の協力を」

「もちろん何かお礼の品はあるのよね~?」




私の中で何かがキレた。




「こんのバ輝夜~!!!」

「はいはい。そこまで」

「ちょっと楽冶!離しなさいよ!」

「輝夜だって冗談に決まってるだろ。宴会で暴れるな。せめて弾幕で収めろ

「それもどうかと思う」

「殺し合おうとした奴の台詞ではないな。それより萃香の奴にもお礼言っとけ。家を建ててくれた張本人だ」

「……分かった」




話したことのない相手と話すのは苦手だが、そうも言っていられない。

しっかりと気持ちを整えてから向かう。




「私の時とは全然違うのね」

「うるさい」




茶化してくる輝夜を退け、伊吹萃香の元へ。




「あ~。えっと……伊吹さん?」




いきなりグダッてしまった。しょうがないじゃない。苦手なんだから。




「ん?ああ。お前が妹紅かい?私の事は萃香でかまわないよ。どうしたんだい?」

「じゃあ萃香。えーと、私の家を建ててくれたそうで……その。ありがとう」




萃香は瓢箪の中身……酒だろう。を飲んだ後で、笑いながら話し出した。




「そんなことかい。いいよいいよ。私は能力があるから家を建てるのは得意なんだ」

「そうなの?」

「ああ。それに今回は楽冶のやつが珍しくお願いしてきたからねえ。可愛い女の子を助けたいんだ。って言ってさ」

「か、可愛い!?」

「……どうだろうね。まあ、楽冶には色々世話になってるから協力してあげただけさ。楽冶にもお礼言っときなよ」

「う、うん」




そうだ。そういえば楽冶にお礼を言っていない。

ここまでしてくれるのは、私の周りには楽冶ぐらいしかいない。じゃあ最初に楽冶にお礼を言うのがよかったのではないか。


けれど恥ずかしい。非常に恥ずかしい。輝夜の時は、いつも仲が悪かったから恥ずかしかった。萃香とは話したことが無かったから恥ずかしかった。じゃあ何故楽冶は恥ずかしいんだ?慧音には言える。スラッと言える。

じゃあどうして楽冶は……




「ほらっ!」

「んぐっ!?」




萃香に瓢箪の中身を流し込まれる。やっぱり酒……って!何コレ!?キツいキツい!




「景気づけには酒だ!ほら。楽冶にお礼を言ってきな」

「うう。酔ったわよ……」

「大丈夫大丈夫。いってらっしゃい」




そうして楽冶の元に向かったのだが……














「その後は覚えてないのよ……って寝てるわね」




まあ仕方が無い。子どもにとっては退屈な話だろうから。

どこから寝てたのか分からないけれど、それだけ私が夢中になっていたという事だろうか。


それにしても、この前久しぶりに人里で会った時はビックリした。

寺子屋にいく時は、楽冶がいそうなところを通っていってるなんて、口が裂けても言えない……




「明日あたり。楽冶の所に行ってみましょうか」




そう思って、私は寝ることにした。















誰かの回想




「うう……楽冶ぁ」

「どうした妹紅?って酒飲まされたな。酔いすぎだ」

「ふええ?酔ってないよう?」

「酔ってるわ!明らかに!」

「それよりも~。そう!お礼を言わなくちゃいけらくて!」

「呂律が回ってないぞおい。お礼はいいよ。俺が勝手にやったことだ」

「ええと。その……楽冶。その。お礼……大好き!」

「ぐはっ!」




その後、楽冶は気絶。妹紅は寝てしまったという。


雨がヤバい


車はよう

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