1.新たなる出会い
ここはどこだと疑問に思いながら周りを見渡してみる、
隣りには望月が倒れ寝息をたてている。
反対側を見てみると──そこには………
美少女が三人、寝息をたて眠っていた。
年齢は俺と同じくらいだろうか、三人共、同じどこかの制服を着ていた。
「おっ 起きたね銀髪くん?」
急に声がしたので主の方を振り返ってみる。
するとそこには20代前半くらいと思しき女性が後ろから近づいてきた。
俺は警戒心を剥き出しにして女性を観察した。
身長は175いくかいかないかくらい。
薄い金髪に蒼い目、顔は綺麗でスタイルもバツグン。 そこまではいいのだが異様に露出度の高い防具のようなものを身に着けている。
そのせいかはたまたもとがいいのかわからないがとにかく胸が大きい。B90はありそうだ。
望月なら発狂しそうな出で立ちだ。
しかしなぜか微妙に変人臭がする。もしやこの人変人なのかもしれない。
と、そんなことを思っていると
「ところで銀髪くん、お姉さんとセッ○スしない?」
俺は脳内ブレーカーをオフにした。
「えっ?」
なんだって?なにか犯罪臭漂る単語が聞こえたような………。
「だから〜お姉さんとセッ───「だああああああぁ~〜!」」
俺は無理矢理見知らぬ変人(断定)女の言葉を中断させた。
俺は自分でも顔が赤くなっているのが分かる。
「あら銀髪くん?もしかして本気にしちゃった?かぁ〜い〜♡うふふふ」
こんのアマ〜っ
「だまれ変態!そしてお前は誰だ!俺らの前に現れたからには何か説明しやがれ!」
俺は羞恥心と怒りで普段は出ない口調で女に叫んだ。
「はいはいそう怒らずに」
誰のせいじゃ
「私の名前はフィール・ダスター。気軽にフィーって呼んでねっ☆!」
いい年してなかなか頭イッてんな。こいつ大丈夫か?
すると、今までとはどこか、いや、全然違う、何か営業モードのような雰囲気になり、
「他のみんなが起きたら説明しますよ。それまで待ってね〜」
そう言われて今まで忘れていた(というか100%フィールとかいう女のせい)望月と知らない美少女達の方を振り返ってみる。
そしたらみんな既に────寝ていた。
あれっ?あんなに五月蠅く言い合っていたのに一人くらい起きててもいいのに。
と、思っていると、望月が起きた。
望月はフィールを見るやいなや、ある一点を見た瞬間、
「ふおおおおおオぉぉぉぉォぉぉぉ〜〜〜〜〜!!!!」発狂した。
望月は普段はそこまでエロくない。だがフィールのような年代の女性には反応する。しかもフィールはこんな格好だ。
同年代なら平気のくせに。
望月の発狂で他の3人も起きた。
フィールは変態モードで
「おっ、全員起きたね〜。さあまずはみんなでセック───ーバシッッッー 」
思いっきりはたいてやった
「もうええわ、その下り!」
「えっ?せっく?」少女達の一人がそうつぶやいた。
「いやっ!何でもないなんでもないっ!」
「そう」
そして俺はあれっと思った。
今の望月が反応しないわけがないと思ったのだ。望月をさがしてみると
「そういう冗談が通じない子はお姉さんキライだな〜」
望月は、ボロ雑巾と化していた。
「いいこと?お姉さん見て発情しちゃダメだよ〜?次こんなことあったらどうしようかな〜」
とても良い笑顔で言った。しかし目が全く笑ってない。
怖い。
「ばい、ずびばぜん」
「はい〜素直な子はキライじゃないよ〜良かったね〜☆」
キャピッっと効果音でも出てそうな言い方だな
望月のやつ発情禁止令出されやがった(笑)ざまあ(笑)
「はいっ、それでは改めまして私の名前フィール・ダスター気軽にフィーって呼んでねっ☆。あっ、ちなみに真剣な話の時は真剣になるからきにしないでください」
今途中から真剣モードになったな
「ではみなさん、自分自身の自己紹介からお願いします」
たしかに。少女3人全く知らない。
「じゃあ銀髪くんから」
「俺にもちゃんと名前あります!え〜俺の名前は天宮拓叶です。15歳。音山中学の3年生です。読書やテレビなどが趣味です。よろしくお願いします」
「はい。ありがとうございます。では次、そこのボロ雑巾」
「オレの扱いひどくない?」
「お前が悪い。たぶん」
「まあいいや。オレは望月健。拓叶と同じ音山中学の3年だ。よろしく」
「はい、じゃあ次女子陣。そこの黒髪ロングちゃんお願い」
フィールのつける適当なあだ名でいう黒髪ロングちゃんは、俺と同じか少し低めの165くらい。
清楚な感じで、いかにもお嬢様って感じだ。
「私は鳴神七海。15歳。東華学園中等部3年。これでも結構、楽しい時ははしゃぐのよ。拓叶たちも七海って呼んでね。よろしく」
おお。真面目って感じ。次は誰だ?
「どんどんよろしくっ!」
あ、戻りかけてる。てかあだ名つけるの面倒になったのかな?
「じゃあわたしが。わたしは月島桃華。15歳だよー。同じく東華学園中等部3年。てかこんなのんきに自己紹介してていいの?はやくなんでわたしたちがこんなとこに連れてこられたのか知りたいんだけど」
桃華ちゃん結構かわいい。赤髪の少し薄い色のピンクに近い色をした髪の毛。
髪型はボブのショートカット。
身長は俺より小さめの160ちょっと。
この娘、俺好みだな。
胸は、ある。フィール程ではないがある。B84か85くらいと見た!
「はい。最後の一人お願いします」
「ウチは栗山美空。14歳。東華学園中等部3年。いじょー」
美空は茶髪でポニーテール。身長は桃華と同じくらいだろうか。
美空は面倒くさいことはあまりしないたちらしい(あとで桃華に聞いた)。
うん。三者三様だな。
「はい。全員の自己紹介が終わりましたね。それでは気になる説明タイムといきましょう。まず、ここがどこなのかというと────、」
数秒の間を空けた後、全員を見渡してからフィールは一番聞きたくなかった結果を高々と宣言した。
「ここはあなた達が暮らしていた地球とは違う世界!巷では『Travers the world』(世界を行き来する)と呼ばれています。そう、あなた達の世界とこの世界は行き来することができます。まずはお試しとして1日。いろいろ行かないといけないところもあるので、行った先々で細かいことは説明します。では行きましょう!」




