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手作り
次の日、教室に入るといきなり大きな歓声が私を待っていた。
「ハッピーバースデー!!」
チヨコとクラス全員がお祝いの準備をしてくれたようだ。
私は風紀委員だから気が付かなかった。
多分、給食の時間に皆で打ち合わせしていたのだな。
「これ、プレゼント」
チヨコが渡してくれたのは蒼いリボンのついた包みだった。
「空けて良いの?」
「良いわよ」
包みを空けると中からハーモニカが出てきた。
「わーい、これ、ずっと家の父親が欲しがっていた物なんだ!!ありがとう」
「どういたしまして」
クラスの内の1人が進みでて、
「ずっと好きでした。付き合って下さい」
「はぁ?どこへ?」
「…それは無いでしょモナコ」
チヨコが突っ込む。
「えー私。自分のコトで手一杯で男子なんかと付き合って居る暇は無いのよ。何なのよ。いきなりびっくりするじゃない」
「ありゃりゃ」
その時、教室のドアがガラリと空くと、とくめい希望が入ってきた。




