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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

婚約破棄されたんだけど、その後とんでもないことになった

王国の第一王子レオンハルトは、
卒業パーティーの最中に突然、
婚約者である公爵令嬢エレオノーラ(ノラ)に婚約破棄を突きつけた。

「真実の愛を見つけた!」
──その軽率すぎる言葉を皮切りに、
王宮の均衡は静かに、しかし確実に崩れていく。

王妃は激怒し、
「王太子の資格なし」として最も温厚で実直な次男セドリックを推す。

一方、寵姫は
「末子アレクこそ王位にふさわしい」と主張し、
宮廷の派閥は三つに分裂。
•王妃派(最大軍閥の侯爵家が支援)
•寵姫派(国王の後押しと経済的に強い)
•第一王子派(規模は小さいが正統性がある)

この三勢力の間で政治的駆け引きが激化し、
議会ではついに流血の騒ぎが起こる。
王国最大の軍閥を率いていた侯爵が凶刃に倒れ、
その死は王国全体を震撼させた。

やがて国王自身も暗殺未遂に遭い、
瀕死の状態に陥る。
王都は混乱し、
三勢力はそれぞれ軍を動かし始め――
第一王子もまた、事態の重大さにようやく気づく。

だがもう遅かった。

内乱の火蓋は切って落とされ、
国家は崩壊寸前の緊張へと突き進む。

婚約破棄という小さな火種が、
王国の未来を焼き尽くす戦乱を呼び寄せていく。

まだ誰も、この悲劇の行く末を知らない。
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