17話 楽しい日々
自分の属性地を調べてから数日が経った
魔導書は父様の部屋の引き出しに戻し
何も見なかったことにした
毎日の走りに手頃な木を剣に見立てて素振りもすることにした
魔法が使えないってことは腕っ節が強くなくてはならないのだから俺は鍛練を積む
あとはいつもどうり………
とはいかず、少し家族を避けるように外に行く
なんだが少し気まずい
今日もご飯を食べて早く家を出る
「ご馳走様でした! では行って来ますね!!」
「あらあら、最近元気ねぇ!」
「友達が沢山出来ましたからね」
「…………………………………」
父様の顔をちょっと見れない
早く外に行こう
外に行けば誰かしらいるだろう
「ジータ! 今日も遊ぼうぜ!!」
「アーク! いいぜ!!」
どうやらジータは男の子達のボス的存在だったようだ
ジータも家族と少し訳ありらしくてそんな所も馬が合う
ソフィス達とも遊ぶけど、俺がジータ達と遊んでいると何故かあんまり遊びたがらない
人見知りなのか………
鬼ごっこやかくれんぼ、缶けりは大人気だ
こういう遊びはしていて、体力にも繋がるからかなり本気でやる
ふふふ、君達とは違うのだよ!性能がね!!
カーン!
「くっそ!! きょうもアークにはやられたぜ!」
「いやマートもなかなか良かったぜ! 特にあの土人形にはビビらせられたからな!!」
しかもこいつらは俺の使うことが出来ない魔法を遊びの中で使って来るのだ
何故かみんなが、俺に魔法を使わせたがる(俺がハンデで魔法を使わないと思っているらしい)
一応そのことはジータには言ってある
俺はジータのことを親友だと思ってるからな!
あとソフィスさんも仲の良い友達だと思ってるよ
そして夏が終わり、冬の前の秋が来る
ここで俺に転機が来るなんて思いもしなかった




