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119話 食事の始まり

 つよしは、食事を懐石料理かコース料理ではないかと心配していた。美琴から食事は焼肉を食べに行くと教えられ安心する。

 場所はお酒を飲むため歩いて行ける美琴の家から近い店になる。つよしは美琴に言う。

 「安心したよ料亭やホテルのレストランだったらどうしようかと思っていたんだ。」「素敵ねそういう料理も食べてみたいわ。」

 「う~ん、バイトを増やそうかな。」「冗談よ。」

 「いつか行ってみたいね。」「約束よ。」

つよしは美琴の家に行って合流して4人で焼肉屋に行くことになる。

 日曜日の午前中、つよしは美琴の家を訪問する。美琴が玄関に出てつよしを居間に案内する。

 「木村君、いらっしゃい。久しぶりだね。」「こんにちは、今日はよろしくお願いします。」

 「呼んだのは私だから、お願いするのは私の方だよ。」「いえ、誘ってくれてありがとうございます。」

 「そろそろ、食事に行こうか。」

つよしは緊張で空腹感が無い。美琴はつよしの緊張を感じ取ったのか、心配そうに見る。

 4人は家を出て歩いていく。美琴がつよしに言う。

 「焼肉屋は近くにあるから、たまに行くのよ。」「よく、焼肉食べるの。」

 「年に数回焼肉屋に行くかな。」「木村君は焼肉は好きかな。」

 「はい、すきです。」「今日は遠慮しないで食べてくれ。」

 「お父さんお財布大丈夫。」「木村君はそんなに食べるのか。」

 「若いからそれなりよ。」「まあ、安心しなさい。」

4人は焼肉屋に着く。父はビールと牛タンを注文する。ビールが届くと父はつよしのグラスにビールを注ぎながら言う。

 「誕生日会の時は失礼した。反省しているよ。」「いえ、僕も言い過ぎました。」

 「美琴とは仲良くしているかな。」「はい。」

 「それならいいんだ。今日はたっぷり食べてくれ。」「ありがとうございます。」

つよしは父の豹変ぶりに困惑する。美琴にも父が何を考えているのかわからない。

 父はビールの追加とカルビを注文する。父の機嫌はよさそうである。


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